〜機能か、軽さか、それとも個性か〜“自分を語る”RIMOWAのスーツケース3選
Text:Ryoichi Shimizu
Edit:Yasumasa Akashi(pad inc.)
旅の道具に表れるのは、その人の価値観。ただの移動ツールではありません。旅や出張がライフスタイルの一部となった今、「何を持つか」はその人の価値観を映す鑑なのです。ドイツ・ケルンで19世紀に創業したRIMOWA(リモワ)を旅の相棒に選ぶことで、目にする人びとにあなたという存在を雄弁に語ります。今回は同社のシグネチャー・縦の溝状の“グルーヴ”を備えた、今選ぶべき名品を、特徴別に3つセレクトして紹介します。
重視するのは機能性、軽快さ、それとも個性を放つカスタマイズ性?
旅の道程も楽しみたいと考える人にとって、スーツケースは単なる収納箱ではなく、移動を支える相棒です。当然、海外の多様なサービス・クオリティーに耐えうる堅牢性は必須ですが、RIMOWAなら、優れた耐久性はもちろん、もしもの際にも生涯保証※が備わっているので安心。重要なのは、「信頼の機能性」、「移動の自由を拡げる軽快さ」、「個性と使いやすさをパーソナライズできる自由度」のどれが、あなたの選ぶ旅の相棒としてふさわしいかです。どこへ行くかだけでなく、何を持って行くか、そして何で運ぶか。その選択が旅の気分まで左右することを、経験を重ねた大人ほどよく知っているでしょう。そんな大人のこだわりにも対応できる歴史をもっているのが1898年、ドイツ・ケルンで創業したRIMOWAです。
※2022年7月25日以降にご購入した新品のスーツケースには、生涯保証が適用されます。本保証は、スーツケースの機能面に関わる不具合を対象とし、製品の使用期間中にわたり適用されます。なお、通常使用によるキズやへこみなどの外観上の変化、不適切な使用、誤用または乱用による損傷は保証の対象外となります。
RIMOWAのブランド名は、創業者の頭文字(RIchard MOrsczeck + WArenzeichen)を組み合わせた文字商標であり、機能性とミニマルなデザイン哲学を象徴するシンプルなネーミングとロゴが、世界中で愛されています。なお、ロゴは、2018年のリブランディングで書体が刷新され、より現代的で普遍的な印象を強めました。
もともと馬具工房としてスタートし、1937年にアルミニウム製スーツケースを発表。1950年には、その後ブランドの象徴となる堅牢性と美しさを備えた “グルーヴ”の外装デザインモデルを登場させ、広く知られるようになりました。伝統を守りながら、現代に合わせて進化させてきたことで、RIMOWAは永きにわたって愛されるブランドとなっています。
今回セレクトしたのは、いずれも機内持ち込みが可能なサイズの3製品。ブランドの象徴であるアルミニウムの「オリジナル キャビン」と、軽量で扱いやすい「エッセンシャル キャビン」、そしてクラシカルな意匠とカスタマイズ性が魅力の「クラシック キャビン」です。それぞれの魅力を見ていきたいと思います。
「RIMOWA Original Cabin」|アルミニウムという普遍、無骨さで魅了するグルーヴの美しさ
244,200円(税込み)/容量:35リットル/高さ55×幅40×奥行き23センチメートル・4.3キログラム
高品質なアルミニウムボディとグルーヴデザインが印象的な、RIMOWAブランドを象徴するスーツケース。端正なたたずまいと堅牢さを兼ね備え、旅の時間そのものに品格を添えてくれます。
「オリジナル キャビン」は、まさにブランドの顔ともいえるタフな見た目でありながら、普遍的なアルミニウム素材の美しさを備えたモデル。ボディ表面に縦方向の溝を刻んだ“グルーヴ”デザインが、ひと目でRIMOWAとわかる存在感と、傷が目立ちにくい実用性を両立しています。高品質な陽極酸化加工を施したアルミニウムボディに、無段階調整が可能なテレスコープハンドルや、ボールベアリングによりホイールが軽快に走るマルチホイール、TSA承認ロックなどの実用性に隙の無いタフなものづくりの姿勢が見える、ザ・スーツケースという存在感。
手に入れたばかりの見た目の美しさ、アルミニウムならではの剛性感も魅力ですが、使い込むほどにできる細かな傷や凹みも「旅の思い出」に変わっていくところに、独特の味わいがあります。流行に左右されない信頼すべき機能的な一台を探している人に、まっすぐ響くモデルです。
「RIMOWA Essential Cabin」移動の軽やかさを生む軽量モデル
156,200円(税込み)/容量:36リットル/高さ55×幅39×奥行き23センチメートル・3.2キログラム
アルミニウム素材ではなく、軽量なポリカーボネート製ボディを採用した、現代的で扱いやすいスーツケース。(写真は、グロス マゼンタパープル)
「エッセンシャル キャビン」は、自由な旅の行動範囲を拡げる軽量さが魅力ながら、信頼性も高いスーツケースとして位置づけられ、気軽な旅のおともにも適した実用性があります。無段階のテレスコープハンドル、マルチホイール、TSA承認ロック搭載は、「オリジナル キャビン」同様。さらに荷物を整えやすい内部構造も備えています。
中でも最大の特徴は、グロス系(艶あり)仕上げからマットなトーンまで、多彩なカラーバリエーションが用意されているところ。シーズナルカラーとして、限定色が定期的に登場する点も魅力。軽やかさと自分らしさを両立したい人にふさわしい一台です。
「RIMOWA Classic Cabin」自分だけの一台を究める、使いやすさと個性の両立
260,700円(税込み)/容量:36リットル/高さ55×幅40×奥行き23センチメートル・4.3キログラム/カラー展開は、シルバー(写真)、チタニウム、ブラックの3色。
クラシカルな意匠にレザーハンドルを組み合わせた、タイムレスな魅力を備えるモデル。カスタマイズの楽しみも含めて、自分だけの一台を求める人の感性に応えます。
「クラシック キャビン」は、アルミニウムの堅牢さにレザーハンドルを組み合わせた、よりクラシカルな顔を持ったシリーズです。伝統的なデザインと精密なエンジニアリングが融合したモデルで、タイムレスなたたずまいが魅力の一台。「オリジナル キャビン」が現代的なシャープさを感じさせるのに対し、「クラシック キャビン」はレザーが手に触れた瞬間から、旅の記憶を帯びたような温かみを感じさせてくれるのが特徴です。
そんな「クラシック キャビン」の魅力を最大限に拡大するのが、「RIMOWA UNIQUE(リモワ・ユニーク)」サービスによるカスタマイズです。WEBサイト上で、ハンドルから、ラゲ-ジタグ、ホイールのディテールなどに好きな色を選ぶことで、既製品の美しさを保ちながら、自分の感性を静かに映し出す一台へと昇華させることができるのです。ものとしての完成度に加え、「自分のために選んだ」という満足感・愛着まで得たい人にとっては、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
商品が届いたときからすでに自分だけのスーツケースに。
旅のスタイルと自分の価値観に合わせて選ぶRIMOWA
上記3種のおすすめの中から選ぶ基準は、あなたが「どう旅をしたいか」を問い直すことから始まります。長く使えてともに思い出づくりをしたいなら「オリジナル キャビン」、少しでも身軽に移動したい、カラフルなカラーバリエーションを選びたいなら「エッセンシャル キャビン」、自分らしいディテールにじっくりこだわりたいなら「クラシック キャビン」。そのようにイメージしてみると、それぞれの違いが見えてくるはずです。
旅は、目的地だけで決まるものではありません。家のドアを閉めてスーツケースのハンドルを引いたときの感触、空港やホテルの床を転がすときのホイールのなめらかさ、客室でフタを開けたときの整い方。そんな小さな体験の積み重ねが、旅全体の質を左右します。RIMOWAの製品は、それぞれ異なる方法で、その質を引き上げてくれる存在なのです。
RIMOWA
公式WEBサイト:https://www.rimowa.com/jp/ja/home