Harmony 2015年5/6月号
バラエティ自動車ジャーナリスト 小沢コージの
アルファード/ヴェルファイア ここがイイ!
バラエティ自動車ジャーナリストの小沢コージが「アルファード/ヴェルファイア」に試乗。車内の仕様、乗り心地など、氏の語る “ここがイイ!”ポイントとは……。
Harmony 2015年5/6月号
バラエティ自動車ジャーナリスト 小沢コージの
バラエティ自動車ジャーナリストの小沢コージが「アルファード/ヴェルファイア」に試乗。車内の仕様、乗り心地など、氏の語る “ここがイイ!”ポイントとは……。
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インパクトの強いグリルや、飛行機のファーストクラスを思い起こさせるトップグレード「エグゼクティブラウンジ」にまず目を惹かれる新型「アルファード」と「ヴェルファイア」。
だが、実物を見て感心させられたのは細かな作りだ。たとえば3列目シートは、シートレールがリアエンドまで通っていて、ギリギリまで下げることができ、それでいてリアの床下収納も確保。見るとびっくりするが、レールが宙に浮いた独自構造になっているのだ。
乗り心地のよさにもびっくりで、ボデーのスポット溶接を旧型比で約200カ所増やして剛性を上げただけでなく、リアサスペンションに初めてダブルウィッシュボーンを導入。見事にスペース性と走行性能を両立させている。見た目のインパクト以上に使い勝手に気を配った繊細な出来ばえ。こんな心遣いは、ヨーロッパの某有名ブランドメーカーでもできない。おもてなしの国のエンジニアだからこそできた、「高級」と「実用」の両立なのだ。