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フジクラの新しい緑のシャフト、「スピーダーNX GREEN」はどんな性能でどんなゴルファーに合う? クラブナビゲーターが打ってみた!

Lifestyle

今年圧倒的に売れた「スピーダー NX」のニューモデル「スピーダーNX GREEN」。シーズン途中からチェンジした女子プロも多い人気の50グラム台をゴルフステージ成城のクラブナビゲーター吉田朋広が検証!

「50S」から検証していきましょう。人気モデルの「NX」のブルーに対して「GREEN」はネーミング通りのグリーンのカラーを採用しています。フジクラでグリーンのシャフトは久しぶりですね。ワッグルした感じは手元側がけっこうしっかりしているように感じましたが、実際に振ってみても印象は変わらず手元側がかなりしっかりしたシャフトです。スウィング中は手元が硬め、中間はやや軟らかめ、先端部は硬く感じます。

中間部分が剛性の高い先端部に働きかけて、インパクトでシャフト先端部やや上の部分から押し込むような挙動でボールをとらえてくれます。叩いていっても当たり負けしない「ぶ厚いインパクト」が印象的ですね。

「スピーダーNX」よりもしっかりした感じで、よりアスリートゴルファー向けになっている感じがします。「50S」は切り返しが強めの方が負荷をかけても手元側が捻れず、シャフトが暴れる感じはありません。レスポンスがよく振り心地もいいですね。

弾道はロフト通りの打ち出し角度で飛んでいくイメージで、高さを抑えた弾道は推進力があります。ボールのつかまりは悪くないですが、手元側の硬さを感じて切り返しのタイミングが合わない方にはつかまりが悪く感じるかもしれませんね。バックスピン量はもちろんヘッドによって変わりますが、イメージとしてはやや少なめのロースピン系に分類していいでしょう。

試打にはブリヂストン「B2」10.5度を使用。シャフト振動数は「50S」254cpm、「50SR」243cpm、「50R」235cpm

「50S」は同社のプロ・アスリートモデル「VENTUS」 シリーズの50グラム台がハードに感じるプレーヤーにちょうどよいと思います。イメージよりもしっかりしたシャフトですので検討している方は必ず試打をしましょう。

「50SR」もしっかりしていますが、「50S」に比べると全体的にしなやかさを感じて振りやすさがアップします。挙動そのものは同じなのですが、「50S」よりもシャフト各部分にほどよい遊びが出て扱いやすさを感じられますのでスウィングにも余裕ができます。ボールのつかまりもアップし、しなり戻りのスピード感も感じやすい。「NX GREEN」を選ぶ際には「SR」を基準にして選ぶのがいいかもしれませんね。

一般的なヘッドスピードのアマチュアゴルファーでスウィンガータイプの方なら「50R」で物足りなさを感じる事はないでしょう。切り返ししやすく、普段メーカーの純正シャフトをお使いの方がリシャフトを検討する際には「50R」から試してみるのがオススメです。
「スピーダー NX」 と比べると明らかに違うシャフトに仕上がっていますね。「NX GREEN」は「NX」に対して1ランクハードなポジションに位置すると思います。

「スピーダーNX」は先端部がつかまる方向に動いてくれるのがわかり、打ち出しも少し高くしてくれるシャフトですが、「スピーダーNX GREEN」はその部分をやや抑えた挙動です。現在「スピーダーNX」でよい結果が出ている方はそのまま使ったほうがいいでしょう。

一般的なアマチュアゴルファーが使うならボールのつかまりのよいヘッドとのマッチングがいいでしょうね。ボールのつかまりはヘッドに任せてスウィングで気持ちよく振り抜けるセッティングがいいと思います。今年のモデルならブリヂストン 「B2」、テーラーメイド 「STELTH HD」、キャロウェイ「ROGUEST MAX D」などのヘッドがオススメですね。

出典

みんなのゴルフダイジェスト(https://www.golfdigest-minna.jp/)

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