南紀白浜ドライブ旅南紀白浜の海・絶景・温泉へ ― 大人の1泊2日ドライブ旅×癒しのリゾートステイ
大阪からクルマで約2時間半、名古屋からも4時間ほど。東京からは、羽田⇆南紀白浜便は一日に3便が運行(2025年11月現在)しています。そこには、都会の喧噪を離れ、雄大な海と豊かな自然、そして癒しの温泉が待つ「南紀白浜」があります。
白砂のビーチ、断崖の絶景、そして極上のリゾートホテル。どこか遠くの南国を訪れたかのような非日常が、ほんの少し足を延ばすだけで叶います。今回は、そんな大人のための1泊2日ドライブ旅をご提案します。
Text:Reico Watanabe
Edit:Yasumasa Akashi(pad)
海岸線を走る、景観ドライブの楽しみ
白浜へ向かう道中から、もう旅は始まっています。紀伊半島の西岸を走る海沿いのルートは、穏やかな青い海と緑豊かな山並みを眺めながらの、贅沢なドライブコースです。特に国道42号線を走るとき、車窓越しに広がる水平線や、ところどころに現れる漁港の風景は、どこか懐かしい気持ちを呼び起こしてくれます。白浜に近づくにつれて、訪れたい絶景スポットも点在しています。ドライブの途中でぜひとも立ち寄りたい、代表的な景勝地を4つご紹介します。
■白良浜(しららはま)─ 白砂が広がる南国のビーチ
最初に訪れたいのが、南紀白浜のシンボルともいえる「白良浜」。全長約620メートルにわたり真っ白な砂とエメラルドグリーンの海が広がる美しいビーチで、ハワイ・ワイキキビーチの友好姉妹浜としても知られています。
サラサラとした質感の砂は、まさに絵に描いたようなリゾート風景。賑やかな夏の海水浴シーズンも素敵ですが、浜辺をのんびりと散歩したり、波の音に耳を傾けたりと、ここには心をゆっくりと和ませてくれる時間が常に流れています。
白良浜
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町864
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり(白良浜駐車場 60台 ※時期によって有料の場合あり)
■千畳敷(せんじょうじき)─ 岩盤が織りなす大地の造形美
白良浜からクルマで数分。ぜひ訪れてほしいのが、「千畳敷」と呼ばれる岩畳の名所です。太平洋に向かって大きく開かれたこの場所には、その名のとおり、まるで大地に千枚の畳を敷き詰めたかのように広がるスケール感たっぷりの岩盤が。数千万年の時を経て形づくられた、自然の造形美は圧巻。夕陽に照らされた大岩盤は“荘厳さ”さえ感じます。
千畳敷
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-72
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり(千畳敷駐車場 70台)
■三段壁(さんだんべき)─ 迫力ある断崖と“探検”体験
続いて紹介する三段壁は、高さ約50メートルの断崖絶壁が約2キロメートルにわたって連なる、迫力満点の景勝地です。展望台からは、波が岩肌に打ち寄せる雄大な景観が広がり、自然のエネルギーを肌で感じることができます。
地下には「三段壁洞窟」があり、エレベーターで下りて内部を探検することも可能。かつて熊野水軍が船を隠していたという伝承もあるこの洞窟は、大人もワクワクするような探検気分を味わわせてくれます。
三段壁
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり(三段壁町営駐車場 大型バス5台 普通車30台)
三段壁洞窟
営業時間:8時~17時(最終入場16時50分)
入場料金:大人(中学生以上)1,500円、小人(小学生)750円、小学生未満無料
■円月島(えんげつとう)─ 夕陽が映える幻想的な島
白浜の象徴的な景観のひとつが、海にぽつんと浮かぶ「円月島」。正式には「高嶋」という小島ですが、中央にぽっかりと丸い穴が開いていることからこの名で親しまれています。この穴に夕陽が重なる瞬間はまさに絶景で、「日本の夕陽百選」にも選ばれています。夕暮れどきには多くの観光客が、一瞬のシャッターチャンスを狙って訪れます。空と海がオレンジに染まる中、静かにその美しさを堪能するひとときは格別です。
円月島
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり(白浜臨海パーキング 有料)
至福の滞在を ─ 厳選3つのリゾートホテル
白浜には景勝地ドライブを楽しむだけでなく、宿泊してその魅力を堪能できるリゾートステイも充実しています。今回は、特に大人の旅にふさわしい3つの宿&ホテルをご紹介します。
1.南紀白浜マリオットホテル
白良浜からほど近い立地にある、上質な滞在を約束するリゾートホテル。広々としたロビーの先には海を望む絶景が広がり、非日常を感じさせてくれます。
客室は、洋室から和洋室、温泉付きの部屋まで多彩に用意されており、旅のスタイルに合わせて選べます。最上階にある展望温泉からは、太平洋にせり出した紀伊半島から望む大海原。レストランでは、地元食材を取り入れた洋食コース、和食会席料理。五感で白浜を味わえるリゾートホテルです。
南紀白浜マリオットホテル
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2428
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり
2.浜千鳥の湯 海舟(共立リゾート)
岬の突端に立つ、和の情緒あふれる温泉宿。館内は畳敷きの廊下が続き、まるで旅館とリゾートホテルが融合したような趣のある空間です。特筆すべきは、太平洋を一望できる混浴の露天風呂と、2つの貸切露天風呂。「蘇りの湯」といわれる合気温泉と、「知恵が授かる」といわれる文珠温泉の2種の温泉を、源泉かけ流しで楽しめます。
夕食には、地元の海の幸が満載の「紀州舟盛会席」、あるいは、ブランドの熊野牛を使用した「季節の趣好会席」が選べます。また、秋・冬限定で幻の高級魚・クエをメインとした「クエ会席」も。特に離れは、「大人の隠れ家リゾート」というべき贅沢なつくりの客室になっています。
浜千鳥の湯 海舟(共立リゾート)
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり
3.INFINITO HOTEL & SPA 南紀白浜
「INFINITO(無限)」。このリゾートはその名のとおり、空と海がどこまでも広がるようなインフィニティ感に満ちています。高台に位置するため、ラウンジや多くの部屋からは白良浜と太平洋を望むことができ、特にインフィニティ露天風呂からの眺望は旅のハイライトとなることでしょう。由緒ある銘湯「行幸(みゆき)の湯」の源泉を引いた温泉は湯量も豊富で、身も心も解きほぐされます。
館内にはスパ施設もあり、エステやトリートメントも充実。地元の旬を活かした美食と究極のリラクゼーションが堪能できる、大人のための贅沢なリゾートホテルです。
INFINITO HOTEL & SPA 南紀白浜
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町2018
アクセス:紀勢自動車道・南紀白浜I.C.から約15分
駐車場:あり
自然と温泉に癒される、心の旅へ
南紀白浜には、日常では味わえない絶景と癒し、そして大人にふさわしい上質な宿が揃っています。クルマでの移動だからこそ楽しめる寄り道や、自由気ままなスケジュールもまた、この旅路の魅力。ほんの少し日常を離れて、海のきらめきと温泉のぬくもりに包まれる。そんな贅沢を、自分へのご褒美にしてみませんか。
次の週末は、ステアリングを白浜へ。大人の1泊2日ドライブ旅。心に残る風景と、癒しの時間が待っています。
写真提供(宿泊施設以外):南紀白浜観光協会
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