2024 Landcruiser’s meeting新旧さまざまなランクルに出合える!
ファン待望の「ランドクルーザーズ・ミーティング」をレポート

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2024年11月23日(土・祝)と11月24日(日)の2日間、静岡県にある「朝霧Camp Base そらいろ」にて「第38回ランドクルーザーズ・ミーティング」が開催されました。日本全国から、ランドクルーザーのオーナーたちが自慢の愛車を駆って集い、日帰りや1泊のキャンプで交流を深めます。フードブースやランクルのパーツショップなども出店し、大いに盛り上がりました。このイベントの模様をレポートします。

ランクルオーナーがもっとも楽しみにしている
年に一度の大イベント!

ランドクルーザーズ・ミーティングとは、年に1度、東日本と西日本で交互に開催される、ランドクルーザーオーナーが自身の愛車を駆って集う一大イベントです。参加する車両は、70年以上も前に生産された初代から、最新のモデル、さらには、独自にカスタマイズしたユニークなモデルまで、新旧さまざまなランクルが集まります。

2024年に開催されたのは、富士山を眼前に望むキャンプ場「朝霧Camp Base そらいろ」です。土曜と日曜の2日間で行われるので、単にオーナーたちの車両が集うだけでなく、1泊する人はテントを構えてのキャンプやバーベキューなどが楽しめます。タープやテントを愛車のイメージに合わせる人や、自慢のランクルのカスタムスタイルをアピールする人など、思い思いの展示の仕方や楽しみ方で参加していました。

同じ年式のモデルでも、カスタムの仕方でフロントのフェイスが異なるところがランクルの魅力。

運営の総監督を務める勝間田拓己さんは、
「毎年、北は北海道、南は沖縄から多くのランクルファンが駆けつけてくれます。毎年感じるのは、時代が変わっても、イベントに対するファンの人たちの想いや、愛車へ込める気持ちが変わらないこと。ランクルは誕生して70年以上の歴史を持つので、38回目となる2024年から振り返っても、ランクルの歩みの半分以上の歳月をこのイベントに捧げられたことが本当にありがたく、またどれだけランクルが愛されているかを実感しています」と語ります。

誕生70余年の歴史を物語る
さまざまなランクルの顔たち

では、イベントに駆けつけたオーナーたちの車両を拝見してみましょう。

キャンプサイト入り口で出迎えてくれたのは、ランクルの初代スタイルにして、ヴィンテージカー市場でも人気の高い「ランクル40(通称ヨンマル)」。オーナーは地元の静岡から参加のIさん。「ボディカラーが気に入り、5年前に購入しました。フォルムの可愛さと、日常の足としても使える利便性が魅力です」。

1974年製の「ランクル40(通称ヨンマル)」

つづいて、1988年製の「ランクル60(通称ロクマル)」。こちらも、ヴィンテージ市場で人気が高いことで有名です。オーナーは、なんと福岡から参加したAさん。「登山やキャンプが趣味で大活躍しています。ホイールやリフトアップした際のショック対策に使用したリーフスプリングが自慢です」。

1988年製の3代目「ランクル60(通称ロクマル)」

次は、復刻車も発売され人気の高い「ランクル70」。オーナーは、千葉から参加のSさん。ガソリンスタンドでひとめぼれして購入したそう。「釣りやキャンプに活用しています。1992年製ですが、運転のしやすさはもちろん、何よりもかっこいい!このフォルムがお気に入りです」。

1992年製の4代目「ランクル70」

次は、2021年にランクル生誕70周年記念に発売された「ランドクルーザープラド」の特別仕様車。オーナーは、静岡のMさん。「趣味のキャンプやスキーの足として使ってます。ランクルは僕にとって圧倒的な信頼感のあるクルマ。これからも乗りつづけたいです」。

2021年製「ランドクルーザープラド」の70周年記念モデル

最後にお話を伺ったのは、最新モデルのランクル300のGR仕様車。オーナーは、愛知から参加のTさん。「自分のライフスタイルに合うクルマだと思っています。ランクルの魅力は、あらゆる人の個性にどこかに必ずフィットするところ。それが長く愛されつづけている魅力だと思います」。

2022年製「ランドクルーザーGRスポーツ」

お話を伺ったクルマ以外にも、新旧さまざまなランクルが集結していました。年式やカスタムの個性などの違いはあれど、皆さんランクルを愛する気持ちは同じであり、このイベントを通じて、オーナー同士のいろいろな交流が図られていることも、「ランドクルーザーズ・ミーティング」が38回も続いた要因と言えるでしょう。

イベント会場にはフードブースが出店
メッセージ車両も登場した

オーナーたちが集う会場周りでは、フードブースやランクルにまつわるパーツやグッズを扱うショップも出店。富士山を眼前に、地元の食材を使ったさまざまなメニューを楽しめました。また、泊まりの人は、キャンプファイヤーや星空体験など、夜のイベントも充実。オーナーたちは、家族や仲間たちと思い思いの時間を過ごしました。

実行委員長を務める野村勝太郎さんは「このイベントには、年齢や性別の違うオーナーさんが訪れます。その中で、いろいろな出会いを楽しんでほしいですね。特に若いオーナーさんにとって、先輩オーナーさんからいろいろな話を吸収して、クルマの世界とは関係なく、視野を広げるいい機会になります。私も、若いスタッフに、こういう楽しい世界があるんだよと伝えていきたいと思っています」と語ってくれました。

会場には、訪れた人それぞれの“ランクル愛”を描き込めるメッセージ車両も登場。海外仕様のロングモデルの白いボディには、ぎっしりとメッセージが描き込まれていました。

2025年は、西日本で開催予定です。気になる人はこちらのLINEのIDから登録してみましょう。最新の情報が随時更新されるので、要チェックです!

LINEのID:@463eljko(ランクル友の会)



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