Sports Bicycle 02「車載」で遊びの幅が広がる、サイクルカーライフの魅力 Photo:Kenji Hashimoto

愛車とスポーツバイクを一緒に楽しむスタイル、「6ホイール」をご存知でしょうか? 車載専用のサイクルキャリアに自転車を載せれば、目を引く個性的なスタイリングに! 好みに合わせた3つの車載スタイルと、おすすめアイテムをご紹介します。
自転車遊びの範囲がグッと広がる「車載」
近所にもサイクリングを楽しめる場所はあるかもしれませんが、それはほんの一部であることに気付かせてくれるのが、クルマへのスポーツバイクの「車載」です。6ホイールとも呼ばれるこのスタイルは行動範囲が一気に広がり、サイクリングもドライブもより一層楽しくなります。
サイクルキャリアの定番、 お馴染みの「イノー」

ルーフボックスでお馴染みのイノーは、ルーフキャリアでも定番のブランド。プロサイクルロードレースチームが採用し、性能もお墨付。愛車とキャリアの適合を確認したい場合は、カーメイト公式サイトの「車種別適合情報検索」から確認できるのでチェックしてみましょう。
https://db.carmate.co.jp/matching/output/
スポーツバイクを車載する3つのスタイル
こうしたクルマとスポーツバイクの組み合わせ、いわゆる「6ホイール」には、サイクルキャリアが必要ですルーフキャリアタイプ、またはリアキャリア スタイルを選べば、愛車とスポーツバイクのスマートなコラボレーションを気軽に楽しめます。また、もし十分なスペースがある場合には、ラゲッジスペースにそのまま積載するというスタイルもおすすめです。
リアキャリアタイプは、専用キャリアさえあれば取り付けでき、ベースキャリアが必要なルーフキャリアタイプと比べてリーズナブル。こちらも適合車種の確認を忘れずに。
おすすめ車載スタイル1「ルーフキャリア」

ルーフキャリアは、スポーツバイクと一体となるスタイリングから人気が高いスタイル。「サイクルアタッチメントST」のように、キーロック付なら盗難の心配もありません。何より、ラゲッジスペースを有効活用でき、バイクの積み下ろしもスムーズ。セダンやステーションワゴンタイプといった車高が低めのクルマと相性抜群です。
いっぽう、雨天の走行時には濡れたり、チェーンオイルが流れてしまう可能性があります。また、立体駐車場など天井が低い場所を走行するときに接触するリスクがある点にも注意しましょう。
ルーフキャリアには、写真のように前後ホイールとダウンチューブの3点固定タイプの他、タイヤ固定タイプ、フロントフォークを外すフォークダウンタイプが展開されています。
また、ルーフキャリアがない場合は、簡易脱着可能なベースキャリアを忘れずに用意しましょう。
おすすめ車載スタイル2「リアキャリア」

ベースキャリアが必要なルーフキャリアと比べてリーズナブルで、バイクを低い位置に車載できることから積み下ろし作業がカンタンなリアキャリア。風の抵抗を受けにくいのも特徴です。また、比較的リーズナブルなアイテムが多く、車高制限のある駐車場やトンネルを通過するときも安心です。使用しないときは、コンパクトに収納できるのもうれしいポイントです。
いっぽう、クルマ後部の形状によって取り付けることが難しいモデルも多いため注意が必要です。そして、キャリア装着中はトランクやハッチバックの開閉がしにくくなるため、ラゲッジスペースへ外から頻繁にアクセスする方には不向きな場合も。駐車時のバックなども慎重に行いましょう。
おすすめ車載スタイル3「ラゲッジスペース」

スポーツバイクを車内に積むため、天候に左右されることなく、大切なバイクを雨やホコリ、虫などから守ることができる点が最大のメリットです。万が一の外的な接触による破損リスクも少ないでしょう。
ラゲッジスペース内で、フロントホイールを外した状態のスポーツバイクを自立固定するサイクルキャリアもありますが、そうした専用サイクルキャリアがなくても(十分な広さがある場合は)、写真のように横に倒すだけで車載できてしまう手軽さが魅力です。このとき、変速機(チェーンなどがある側)が上を向くように積むのがポイントです。

デメリットは、ラゲッジスペースによっては前後のホイールを外す手間が増え、車内空間が狭くなってしまうこと。また、チェーンオイルやタイヤなどで車内を汚すリスクがあるため、養生シート(毛布など)やホイールを収納するバッグを用意しておくのがおすすめです。
今回使用したイノーのサイクルキャリアはこちらから。
INNO(イノー)/サイクルアタッチメントST(型番:IN385)
12,571円(税込)
・ホイールを外さず、ロードからMTBまで幅広く対応
・ベースバーに設置して使用するキーロック付きサイクルキャリア
・3点固定タイプで抜群の安定性。かつ、スムーズな積み下ろしが可能
INNO(イノー)/ベーシックバーセット(型番:INB127)
5,500円(税込)
・サイクルアタッチメントを取り付けるベースになる角断面バー
・安心の標準サイズ。樹脂皮膜仕様で堅牢なスチール製
・自動車のルーフの横幅に合わせて最適な長さのバーを選べる
INNO(イノー)/INSUTスクエアベースステー(型番:INSUT)
14,300円(税込)
・2本のベースバーを固定するための角断面バー対応ステー(4個セット)
・適正トルクで固定できる専用のトルクノブが付属し、確実にセッティング
・キーロック付きのロックカバーで盗難防止にも(別途取付フックが必要)
INNO(イノー)/システムキャリア&ウィンターキャリア取付フック(型番:K769)
5,500円(税込)
・脱着も容易で確実に固定できる車種専用フック
・ベースステーとフックで挟み込むように固定する固定金具とラバー製ベース(各4個)
・車種ごとに適合した専用フックが数多くラインナップされる
購入はオトクにポイントが貯まる「ポイントアップマーケットWEB」から。
https://www.ts3pum.com/
6ホイールで愛車×自転車ライフを盛り上げよう
どのようなスタイルで積載するかは、愛車のスタイリングやオーナーの好み次第で選んでいい。週末旅やドライブの可能性を広げてくれる「6ホイール」 。あなたなら、どんなスタイルで楽しむだろうか?