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Takeichi LESSON武市悦宏の「飛ばしをあきらめない!」・Vol.2

Lifestyle

かつて220ヤードしか飛ばなかったが、1年間で100ヤード飛距離を伸ばしたことで一躍有名になり、ゴルフダイジェスト・レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したレッスン界のカリスマコーチ・武市悦宏プロ。身長166センチと体格のハンディを背負いながら、どうしたら飛距離が伸ばせるのか日々スウィング研究に明け暮れた末、誰でも効率よく簡単に飛距離アップできる方法、それが武市プロが提唱する“ツイスト打法”だ。「力のない女性やシニアでも筋トレしなくても少しの練習で飛距離は伸ばせる!」をコンセプトに、簡単に飛距離を大幅アップの理論や練習法を紹介。週末のラウンド、飛距離で仲間を驚かせたいゴルファー必見です!

こんにちは、武市悦宏です。前回から始まったこの企画『武市悦宏の飛ばしをあきらめない!』ですが、もう試してくれましたでしょうか? ひょっとして、まだ読んでないという方は、ぜひ1回目を読んでいただきボクが提唱する飛距離アップの原理原則を理解していただけたらうれしいです。決して難しいことは言わないですし、辛い練習をやってもらう気持ちもありません。楽しく簡単に、そして短時間で飛距離を伸ばせる方法をみなさんにお伝えしていきますので、ボクのことを信じて一緒についてきてくださいね!

インパクトで当たり負けしないようにしましょう!

第2回目は、『パワーを出せるインパクトの形』についてお話いたします。飛距離を出すためには、ヘッドスピードを上げることは、みなさんもお分かりかと思いますが、ヘッドスピードが速いだけでは飛距離は伸びません。飛距離アップのためにボクが大切にしているのは、“インパクトで当たり負けしない”ことです。そのためには、インパクトでどれだけボールを強く押し込めるかが飛距離アップに重要な要素となってきます。では、そのためにどうすればいいのか? それが“ベタ足インパクト”です。やることはいたって簡単です。インパクトで右足のカカトを浮かせないようにするだけです。こうすると、ほぼ体の正面でインパクトしている形になっているのがわかります。

インパクトで右足のカカトを浮かせないようにする「ベタ足インパクト」でボールを強く押し込む

もし、右足カカトが浮いた状態でインパクトすると、腰が大きく開いて体の正面でインパクトすることができません。何が言いたいかというと、飛ばない人は振り遅れているということです。振り遅れてしまうと、手元が浮いてインパクトでフェースが開いて当たりやすくボールにパワーを十二分に伝えることができません。

インパクトで右足カカトが浮くと腰が開いてしまい、その結果振り遅れてボールにパワーが伝わらない

ベタ足で振ると、アドレス時に近い状態でインパクトできることになるので、振り遅れずフェースも開かないので、ボールにパワーを伝えやすくなります。さらに、ベタ足にすることで、体の回転に対して右足がブレーキを掛ける役割を果たします。これがボクの提唱している“ツイスト打法”の基本です。体のどこかにブレーキをかけることで、ヘッドをさらに加速させることができる。要は小さな力で大きな力を生み出すことが、このベタ足によって可能になるんです。もちろん、スライスで悩んでいる人や振り遅れクセがりダフリばかりするゴルファーにも、このベタ足は効果絶大です。さらに、このベタ足に前回お話したリストターンの意識があれば、さらにヘッドが加速して当たり負けしない強いインパクト⇒飛距離アップが簡単に実現できるはずです。

ドリル1:体の正面でインパクトするためのベタ足素振り

ベタ足にして体の正面でインパクトを身に付けるドリルをご紹介します。両足を大きく開き、腰を深く落としてガニ股の状態を作ります。両足太ももに力を入れ、その状態を保ったまま連続で素振りします。このとき、足の裏でしっかりと地面をつかむことを意識すると、ヘッドが勝手に加速する感覚がつかめてきます。

両足を大きく開き、腰を落としてガニ股で素振り。足の裏でしっかり地面をつかむのがポイント。

あまりヘッドが走る感覚が湧かないという人は、左右のグリップを離した状態で、ベタ足のまま連続素振りをしてみてください。インパクトからフォローにかけて、右腕と左腕の前腕が入れ替わる感覚が出てくると思います。この前腕の入れ替えがスムーズに行えると、振り遅れすることなく体の正面でインパクトできるようになるので、ボールをしっかり押し込め飛距離アップにつながってきます。

左右のグリップを離し、ベタ足のまま連続素振りで前腕の入れ替えをスムーズに行う

ちなみにこのドリルは、ベタ足でインパクトする感覚を覚えるためですので、はじめは腕や手だけでクラブを振る感じでOKです。慣れてきたら、しっかり体を回転しつつベタ足でインパクトすると、より体にブレーキングがかかりヘッドを加速さえることができるので、ぜひチャレンジしてください!

撮影協力/広尾ゴルフインパクト
https://www.golfimpact.jp/


武市悦宏(たけいち えつひろ)

1976年生まれ、岐阜県出身。大学生のとき、父の会社が倒産! 実家は差し押えられ、車の中で生活するホームレス状態に。しかし、「ゴルフでお金を稼ぐしかない! 」と奮起し、飛距離アップための独自の理論「ツイスト打法」を見つける。こんなユニークな人生経験から「雑巾王子」のニックネームがつけられた。わずか1年間で飛距離を100ヤード伸ばした、身長166cmの小さな飛ばし屋として「週刊ゴルフダイジェスト」などに取り上げられ、一躍人気者に。「ツイスト打法」は飛距離アップに効果テキメン! と評判は高まり、グアム、北海道、鹿児島などで行う合宿ツアーも毎回、満員御礼の大盛況。2013 レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞

2022 Summer

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