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Takeichi LESSON武市悦宏の「飛ばしをあきらめない!」・Vol.4

Lifestyle

かつて220ヤードしか飛ばなかったが、1年間で100ヤード飛距離を伸ばしたことで一躍有名になり、ゴルフダイジェスト・レッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞したレッスン界のカリスマコーチ・武市悦宏プロ。身長166センチと体格のハンディを背負いながら、どうしたら飛距離が伸ばせるのか日々スウィング研究に明け暮れた末、誰でも効率よく簡単に飛距離アップできる方法、それが武市プロが提唱する“ツイスト打法”だ。「力のない女性やシニアでも筋トレしなくても少しの練習で飛距離は伸ばせる!」をコンセプトに、簡単に飛距離を大幅アップの理論や練習法を紹介。週末のラウンド、飛距離で仲間を驚かせたいゴルファー必見です!

こんにちは、武市悦宏です。今回も飛距離アップの裏ワザをみなさんにお伝えいたしますので、最後までしっかり読んでくださいね。もちろん難しいことではなく、誰でもいますぐに試すことができる飛ばしのヒントですので、ぜひ試してみてくださいね!

息を一気に吐きながら打つ

第4回目は、『息を一気に吐きながら打つ』です。おそらく、ゴルファーの方なら一度は、「スウィング中、いつ息を吸うべきか、吐くべきか」と、考えたことがあるのではないでしょうか。結論からいいますと、テークバックからトップにかけて鼻から息を吸って、ダウンスウィングで口から息を吐き続け、インパクトで一気に出し切るのが僕の答えです。

人によっては、スウィング中に呼吸しないという人もいるかもしれませんが、それは間違いではありません。しかし、なぜ僕がダウンスウィングからインパクトにかけて一気に息を吐く動きを使ったほうがいいかというと、このほうがヘッドスピードを上げやすいからです。では、なぜ息を吐くとヘッドスピードがあがるのか説明いたします。

ダウンスウィングで息を吐くと2つの利点があります。
まず1つ目は、重心が下がるのでインパクトで上体が伸び上がりにくくなります。要するに、体全体でボールにパワーを伝えやすくなる姿勢が作れるということです。

ダウンスウィングで息を吐くと重心が下がるのでインパクトで上体が伸び上がりにくくなる

2つ目は、息を吐くと腹筋に力が入りやすくなり、これが一瞬スウィングブレーキをかけることになるので、ヘッドが急激に加速させやすくなるのです。しかし、このとき注意しないといけないのは、息を吐いたことで、腹筋だけでなく肩や腕に力が入ることがあるので、それは禁物です。あくまで息を吐いて力を入れていいのは腹筋だけですので、これは忘れないでください。

簡単に試せる飛距離アップのテクニックですので、これを読んだ方はぜひすぐに試してみてください。

ドリル

今回は小道具を使って飛距離アップの呼吸法をマスターする方法をお伝えいたします。縁日などで売っている、息を吐くと棒の先が伸びるピロピロ笛があれば、それを口にくわえたままショットしてみてください。テークバックで鼻から息を吸って、ダウンスウィングからジャストインパクトで一気に笛先が伸び切るほど思いっきり吹き出してください。ジャストインパクトと息を吐き切るタイミングが可視化できるので、ゲーム感覚で楽しめると思いますのでぜひ試してみてください。

テークバックで鼻から息を吸って、ダウンスウィングからジャストインパクトで一気に笛先が伸び切るほど思いっきり吹き出す

もし、ピロピロ笛がない場合は、家の中で素振りをするときなどに、インパクトの瞬間『ハッ!』と短く大きな声を出してもいいかもしれません。「声を出す=息を吐く」ですので同じことです。僕もたまにやっていますが、ドラコン選手なども打った瞬間、大きな声を出していますが、結局はこれも同じことです。みなさんもインパクトで息を吐き切ることで飛距離が伸びる感覚をぜひつかんでくださいね。

撮影協力/広尾ゴルフインパクト
https://www.golfimpact.jp/

武市悦宏(たけいち えつひろ)

1976年生まれ、岐阜県出身。大学生のとき、父の会社が倒産! 実家は差し押えられ、車の中で生活するホームレス状態に。しかし、「ゴルフでお金を稼ぐしかない! 」と奮起し、飛距離アップための独自の理論「ツイスト打法」を見つける。こんなユニークな人生経験から「雑巾王子」のニックネームがつけられた。わずか1年間で飛距離を100ヤード伸ばした、身長166cmの小さな飛ばし屋として「週刊ゴルフダイジェスト」などに取り上げられ、一躍人気者に。「ツイスト打法」は飛距離アップに効果テキメン! と評判は高まり、グアム、北海道、鹿児島などで行う合宿ツアーも毎回、満員御礼の大盛況。2013 レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞

2022 Autumn

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