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おすすめの紅葉ガイド紅葉の名所で癒されたい photo:PIXTA

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秋の深まりとともに、山々が赤く染まる紅葉シーズンの到来。真っ赤に燃える手付かずのブナの原生林、紅葉を映し出す絵画のような沼の風景、黄色く色付くのどかな並木道など、北は北海道から南は九州まで、息をのむほど美しい絶景と出会えるこの秋訪れたい全国の紅葉スポットをご紹介します。

  • 切り立つ断崖と滝を赤く染める
    北の大地で出合う日本一早い紅葉

    層雲峡
    北海道地方/北海道上川郡上川町

    明治~大正時代に詩人・随筆家として活躍した大町桂月に命名されたという「層雲峡(そううんきょう)」(記事トップの写真)。アイヌの人びとが“カムイ・ミンタラ(神々の遊ぶ庭)”と呼んだ大雪山の北麓に広がる峡谷で、例年8月下旬頃から山頂付近が色付きはじめ、10月下旬まで紅葉を楽しめます。

    約24kmにわたって柱状節理(ちゅうじょうせつり)の断崖絶壁が続き、切り立つ岩肌と赤や黄に染まる紅葉のコントラストが壮観です。また、ぜひ訪れたいのが、白糸のように流れる「銀河の滝」と力強く流れ落ちる「流星の滝」。紅葉を背景に夫婦滝と呼ばれる2本の滝が白く浮き上がる風情豊かな景色を観賞できます。

  • 視界すべてが赤に染まる!
    朝焼けの紅葉を映し出す水鏡

    蔦沼
    東北地方/青森県十和田市

    十和田樹海とも呼ばれるブナの原生林に囲まれた奥入瀬エリアに点在する蔦の七沼。その7つある沼のなかでも近年、紅葉の名所として人気を集めているのが「蔦沼(つたぬま)」です。秋になると沼の周囲の木々が燃え上がるように赤く染まり、10月中旬頃から下旬頃にかけて見頃のピークを迎えます。

    特に輝きを増すのが日の出の頃。山々の間から昇る朝日に照らされた紅葉が水面に映し出される朝焼けの風景は、息をのむ程の美しさです。まさにそれは手付かずの自然が生み出した色彩の神秘。別世界へと誘われる知る人ぞ知る秘境へ、静謐(せいひつ)な時間を過ごしに行ってみてください。

  • 燃え上がる紅葉のじゅうたんを眼下に
    ゴンドラで空中散歩を堪能

    谷川岳
    関東・中部地方/群馬県利根郡みなかみ町・新潟県南魚沼郡湯沢町

    群馬と新潟の県境にそびえる三国山脈のひとつで、日本百名山に選ばれている「谷川岳」。標高1,977mの山頂付近のナナカマドが赤く色付きはじめるとふもとへ向かって少しずつ紅葉が広がり、10月中旬頃に見頃を迎えます。

    谷川岳の標高1,500mに広がる天神平までロープウェイが運行し、ゴンドラで紅葉のじゅうたんを駆け上がるように空中散歩を楽しめます。その天神平から眺められる、眼前に迫る紅葉の谷川岳という大パノラマ。さらに天神平駅から天神峠駅にかけて運行しているリフトに乗り、標高が高くなるにつれて表情が移り変わる紅葉を愛でながら頂上を目指すのもおすすめです。

  • 五色のグラデーションを描く
    「五色もみじ」の美しさも必見

    香嵐渓
    中部地方/愛知県豊田市

    約400年前に香積寺(こうじゃくじ)第11世の三栄和尚がモミジを手植えしたのがはじまりとされ、2020年で命名90周年を迎える「香嵐渓(こうらんけい)」。11月の見頃を迎えるとイロハモミジ、オオモミジなど約4,000本が飯盛山全体を覆うように色付く景色が壮観です。

    飯盛山全体を見渡せる巴橋やモミジのトンネルなど見どころが多く点在し、なかでも待月橋を渡った飯盛山側の岸では赤、黄、緑、黄緑、橙の五色のグラデーションを描く「五色もみじ」を愛でることができます。毎年、お茶会やお囃子などの催事で賑わう「香嵐渓もみじまつり」も開催されています。(新型コロナウイルス感染拡大予防で、2020年の催事は中止)

  • 約500本が黄色から赤へ色付く
    新・日本街路樹100景の並木道

    メタセコイア並木
    近畿地方/滋賀県高島市

    マキノ高原へのアプローチ道として、美しい高原の景観を作り出している「メタセコイア並木」。1981年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのがはじまりです。

    約2.4kmの並木道に約500本が植えられ、秋になると黄色から赤へと紅葉し、訪れる人びとの心を癒しています。ドライブしながら車窓に映る並木を鑑観賞するのもおすすめですが、遠景から眺める景色も絵になる美しさ。野坂山地の山々を背景に広がる田園と並木がのどかに調和する風景が、新・日本街路樹100景にも選ばれています。

  • 七色に染まる紅葉の後に訪れる
    紅葉と雪のコラボレーション

    大山
    中国・四国地方/鳥取県西伯郡

    “東の富士山、西の大山”ともたたえられる鳥取県の名峰「大山(だいせん)」。秋になると西日本最大規模を誇るブナ原生林が七色に染まり、10月下旬から11月上旬にかけて紅葉のピークを迎えます。また、例年、同時期に初冠雪を迎えるため、タイミングが合えば紅葉にうっすらと白く降り積もる、雪と紅葉のコラボレーションを楽しむこともできます。

    伯耆町(ほうきちょう)側のふもとから円錐型の大山を真正面から望む正面大山、南壁のたけだけしい稜線とブナ原生林のコントラストを一望できる鍵掛峠など見どころも多数。太陽の光や雲の流れに合わせて時にはハッとするほど色鮮やかに、また時には神秘的に移り変わる紅葉の表情を堪能しましょう。

  • 天下の名勝として名高い
    奇岩名峰が織りなす紅葉絵巻

    深耶馬渓
    九州・沖縄地方/大分県中津市

    江戸時代後期の漢学者・頼山陽(らいさんよう)が山水画のような景観に感嘆し名付け、“天下の名勝”として世に知られるようになったという「耶馬渓(やばけい)」の中の「深耶馬渓(しんやばけい)」。山国川の支流である山移川沿いに広がる渓谷で、九州を代表する紅葉スポットとして人気を集めています。

    なかでも絶景ポイントとされているのが、群猿山(ぐんえんざん)、鳶ノ巣山(とびのすやま)などの8つの岩峰群をひと目で見渡せる「一目八景」。奇岩名峰が並び立つ変化に富んだ景観と常緑樹が際立たせるカエデやモミジ、イチョウの風光明媚な紅葉絵巻は、一度ならずとも二度三度と訪れて観賞したい素晴らしさです。

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