Strawberry picking drive in spring旬の味覚が凝縮！
春のいちご狩りドライブ2023

厳しい冬の寒さを越え、旬の味覚が実り始める春が訪れました。この時期に家族で楽しみたいのが味覚狩りです。非日常空間を訪れ、その場でもぎたての妙味を堪能するアクティビティは、美味しいだけでなく子どもにとって食育にもつながります。中でもいちごは、まさに今が旬！　そこで関東、東海、関西でドライブとともに楽しめるいちご狩りスポットや知っておきたいいちご狩りの豆知識を紹介します。

ファミリーで訪れたい人気のいちご狩りスポット

自然豊かな環境の空気を目一杯感じながら、収穫体験を満喫し、もぎたての美味しさを味わう――。自分たちの手で穫る味わいは格別なだけでなく、普段食卓やスーパーなどで食材そのものしか見たことのない子どもにとって、五感で触れる時間は貴重なひとときになります。

そんな味覚狩りの中でも初春からGW頃までに外せないのがいちご狩り。ジューシーな甘みと爽やかな酸味を堪能できるのはもちろん、品種が豊富で日本各地に他種多彩なブランドがあり、ひとつの農園で複数の品種を食べ比べできるのも魅力です。当日予約が可能な農園もあり、駐車場も広く、思う存分食べられるのもうれしいポイント。

そこで、この春に愛車を駆って訪れたいおすすめのいちご狩りスポットはこちら。

栃木県［スローライフリゾート　いちごの里］

関東圏随一の人気を誇る観光農園。170のビニールハウスでは、栃木県から生まれた大ぶりで美しい「スカイベリー」や2019年に誕生した甘みの強い新品種「とちあいか」、王道の「とちおとめ」、クリーミーな甘さが魅力の白いちご「ミルキーベリー」の4品種のいちご狩りが楽しめます。さらに、完熟いちごをふんだんに使用したパフェやパンケーキなどのスイーツが味わえるレストランやカフェ、メディアで話題のいちごのチョコレート専門店「QUINZE CHOCO」などショップも充実しているので県外からのリピーターが後を絶ちません。

愛知県［いちご畑］

アクセス良好な名古屋市内でいちご狩りが楽しめる人気観光農園。こちらでいちご狩りができるのは、甘みが強く、酸味の少ない「章姫（あきひめ）」と、大きな実で甘さと酸味のバランスに優れた「紅ほっぺ」の2品種。安心安全をモットーに、地面から高さ1メートルの培地で丁寧に高設栽培されているので、土が付着しておらず腰を曲げなくても収穫できるのもうれしいところ。広めの通路はベビーカーや車いすの移動もスムーズにできます。自然豊かなロケーションで、30分圏内には名古屋港水族館もあるので、充実した日帰りレジャーを楽しんではいかがでしょうか。

滋賀県［道の駅 アグリパーク竜王］

四季折々のフルーツから良質な近江米、全国でも名高い和牛「近江牛」など、農業や畜産業が盛んな町、竜王町。その中の竜王インターチェンジにほど近いこちらは、果樹と体験農園を中心とした観光型の農業公園です。一粒ひと粒愛情を込めて育てられたいちごは、基本的には章姫と紅ほっぺの1〜2種類のいちご狩り（30分）、時期によってある場合は3種類以上の食べ比べプラン（45分）が楽しめます。さらに農業体験やポニー、羊、うさぎなどと触れあえる動物ふれあい広場も人気。BBQも楽しめるので1日中満喫できます。

知っておきたいいちごの豆知識

美味しいいちごの見分け方は、まず全体が濃い赤で艶めいていること。品種によっては色が薄めでも完熟している場合がありますが、ほとんどのいちごは赤みが深く、皮にハリと光沢があると完熟しています。また、甘いいちごは、きれいな緑色のヘタがピンと反り返っているのも特徴です。

いちご狩りに訪れたらなら効率よく収穫したいところ。ツルといちごの間の部分を、指と指の間の付け根で挟めば手首のスナップをきかせるだけで素早く穫れるのでおすすめです。また、いちごはヘタの方から先端にいくほど甘くなり、糖度が上がるので食べる際は上から食べると最後まで甘みが堪能できます。農園によってはコンデンスミルクやチョコレートなどを持ち込めたり現場で購入もできるので、多彩な味をゆっくり楽しんでみてください。