A trip to Nijo Castle in Kyoto憧れのラグジュアリーホテル
『ギャリア・二条城 京都』で夏のステイを楽しむ
晩夏の京都を旅するなら、思い出に残る宿に泊まりたい。バンヤンツリー・グループによるラグジュアリーホテル『ギャリア・二条城 京都』は、世界遺産・二条城の目の前に立地し、京都観光にはとても便利なホテルです。京都の伝統的な文化をオマージュし、モダンな表現へと昇華させた空間は、上質な非日常へと導いてくれます。日本酒好きにはたまらない、酒蔵見学ができる『佐々木酒造』もあわせて紹介します。
伝統とモダンが交錯する宿で
ウェルビーイングな滞在を
二条城・二の丸御殿を臨む絶好のロケーションが自慢
祇園祭と五山の送り火が終わり、街が落ち着きを取り戻す晩夏の京都。かねてより訪れてみたかった地を、ゆるりと散策するにはちょうどよい季節です。
京都駅から北に約3kmの場所にあり、地下鉄・バスでも15分程度でアクセスできる人気の観光地のひとつが、世界文化遺産に登録されている二条城です。徳川家康が築城を開始した城で、徳川家康と豊臣秀頼の会見や大政奉還の表明など、さまざまな歴史の舞台となりました。
国宝に指定されている豪華絢爛な二の丸御殿や、桂宮家の遺構として貴重な本丸御殿、3つの庭園など見どころがたくさんあり、じっくりと時間をかけて巡りたいスポットです。
せっかくならば、観光の余韻を楽しめるようなステイにしたい。
ご紹介する『ギャリア・二条城 京都』は、二条城の目の前にたたずむ、全25室のラグジュアリーホテル。
二の丸御殿を臨める絶好のロケーションと、四季折々の美しさを見せる庭園を有する、唯一無二の宿です。
『ギャリア・二条城 京都』はホスピタリティ業界を牽引するバンヤンツリー・グループの新ブランドで、日本で「ギャリア」の名を冠するのは、現在は当ホテルのみ。身も心もきれいで健やかであることを目指す“ウェルビーイング”をコンセプトに、日頃の喧騒から心身を解き放てる空間を提供します。
内部と庭園が一体化したようなラウンジに驚く
ハイヤーを降りると、そこはモダンで落ち着いたたたずまいのエントランス。京都の竹林を思わせるアプローチを抜けると、ラウンジにたどり着きます。
ラウンジに足を踏み入れると、大きなガラス窓を通して映り込む緑の庭園が広がります。
夏の時期は、涼を感じさせる緑の木々と美しい苔を、まるで迫り来るような近さで楽しめます。ラウンジには玄武岩で作られた大きなテーブルがあり、鏡面磨きのテーブルに庭園の緑が反射しているのです。その様子はまるで、湖に森が反射しているかのよう。ラウンジの中と外がつながっているような一体感を感じられます。
ウェルカムドリンクを飲みながらホッと一息つく時間は、静けさに満ちています。ロケーションがよく京都観光にはとても便利な立地ながら、これほどの静かな空間が広がっているとは、外からはなかなか想像できないかもしれません。
インテリアは、落ち着いた色彩とデザインでまとめられています。
デザインを担当したのは、ザ・ペニンシュラ東京なども手がけた空間デザイナーの橋本夕紀夫氏。京都の文化遺産へのオマージュが、モダンかつスタイリッシュに表現されており、われわれ日本人にとっても新鮮な驚きがあります。
そこここに飾られているアート作品は、ラウンジ同様「アジアの禅スピリットとウェルビーイング」がテーマ。茶道に関わるアート作品や禅の書籍などが多く、じっくりと鑑賞したくなります。
日本の伝統とモダンが融合する客室で、心からのくつろぎを味わう
全25室の客室は、部屋ごとに異なる景色が楽しめます。人気は二条城が臨める「二条城ビュー」のツイン(またはキング)、最上階のバルコニー付き「離宮テラススイート」などですが、日本庭園を臨む「竹林ガーデン」も根強い支持があります。
全室40㎡以上の客室は奥行きがあり、ゆとりのある空間。2階のデラックスツインの大きな窓から見える緑は、まるで一枚の絵のように感じられます。ソファのある部分は畳となっており、靴を脱いでくつろぎます。
ひときわ目を引くのは、ヘッドボードの名栗(なぐり)加工。名栗加工とは、角材や板に独特の削り跡を残し、味わいを生み出す技法です。千利休など茶人に愛され、茶室や数寄屋建築にも使われてきました。幾何学模様がライトに照らされ、心地よい灯りとなっています。
部屋の随所には鮮やかな赤がアクセントとして配されており、モダンな印象です。
これは、「日本のお祝いの色=朱色」ということで、シンボルカラーとして取り入れているそう。クッションカバーの西陣織も赤で統一されており、客室に彩りをもたらしています。
類を見ない「イノベーティブフレンチ」で、ここでしか味わえない食体験を
夕・朝食は1階にあるレストラン『Singular 眞蔵(シングラー)』で楽しみます。Singularとは、「ひとつだけの、唯一の、まれにみる、非凡な」という意味で、「眞蔵」は当て字。日本の懐石料理とフレンチの良い部分を組み合わせ、革新的な一皿を作り上げるイノベーティブフレンチレストランです。
ディナーコースの料理をいくつかご紹介しましょう。
かわいらしい花が散らされた「季節野菜 千代豆腐 極上豆乳」。濃厚な豆乳に白味噌、オリーブオイルを混ぜて皿に敷き、紫大根、シルクスイート、スズカボチャ、ラディッシュなどの根菜を添えています。野菜の甘さに豆乳と白味噌の淡い味付けが調和する、この上なく繊細な味わいです。食べる際には混ぜて和えるため、美しい盛り付けが儚く消えていく様子も心に残ります。
近海から取り寄せたスズキを使った「スズキのロースト」。春・夏が旬のスズキは脂がのっていてジューシーな味わい。スズキは柑橘系との相性がよいため、この皿ではソースとして、グレープフルーツ、オレンジ、パッションフルーツなどを使っています。ソースの酸味と甘みがスズキの上品な味わいを引き立てます。
この日のメインは「特選和牛フィレ肉/季節野菜」。佐賀牛のフィレ肉は、肉本来の力強い旨味が味わえるのが特徴で、シルクのようなきめ細かな舌触りに驚きます。ブイヨンと赤ワインを煮詰めたソースは、軽めの味わい。懐石料理の考え方が取り入れられているのか、肉の味を邪魔しません。低温調理で丁寧に火を通した料理で、しつこい脂身が苦手な方こそ試していただきたい一皿です。
トヨタファイナンスでは、宿泊者特典としてドリンクのペアリングサービスを提供しています。季節や料理により内容は異なりますが、ノンアルコールを含めて2~3杯のサービスがあります(銘柄の指定はできません)。
朝食も同じく『Singular 眞蔵』で、人気の「Well-being Breakfast」を味わいましょう。
身体の調子に合わせて内容を選べるのが「ウェルビーイング」なポイントで、ヘルシーにしたいときはグラノーラや野菜の盛り合わせ、しっかりと食べたいときは卵やソーセージと、メニューを自由に組み合わせることができます。
この日は、京都産有機野菜 丹波地鶏の胸肉、白とうもろこしのスープ、キヌアパンケーキ、リーフサラダ、「ココロ京都」のオーガニックグラノーラ、ギリシャヨーグルト。夕食と同様、京都の老舗や地域に愛されている店の食材がふんだんに使われています。そこには、京都という土地とローカルビジネスへのリスペクトが込められているのです。
禅には「身心一如(しんじんいちにょ)」という考え方があります。肉体と精神は一体のもので、分けることができないという意味ですが、現代人は頭脳こそ自分であると思い込み、身体がまるで交換可能なパーツのように、置いてけぼりになってしまっているのかもしれません。
木々のなかで風を感じる。裸足で畳を歩く心地よさを知る。ベッドで深呼吸をする。美味しい料理に舌鼓を打つ……頭で思いを巡らせるのを少しやめて身体の感覚を大切にしてみると、きっと心と身体のつながりが戻ってくるはず。ギャリア・二条城 京都の滞在では、心身が満たされる機会が数多く訪れることでしょう。
【トヨタファイナンス オリジナル宿泊プラン】
■期間
2023年7月7日(金)~2024年3月31日(日)
■部屋タイプ
デラックスツイン
■料金
1泊2食付き(税・サ込み)
区分 | 1~2名1室(円) |
宿泊料金 (おひとり様) |
45,500~175,500 |
※入湯税、宿泊税がかかる場合はチェックアウト時にお支払いが必要となります。
※1泊朝食付プラン、1泊食事なしプランもございます。
詳細はトラベルデスクへお問い合わせください。
■優待
京都駅ホテル間のハイヤーによる無料送迎サービスあり(到着4日前までにホテルへご予約ください。)
夕食コースに併せたアルコールペアリングサービス(2~3杯目安、ノンアルコールもご用意可、お料理内容により異なります。)
ギャリア・二条城 京都
京都府京都市中京区市之町180-1
アクセス:地下鉄東西線二条城前駅から徒歩2分
https://www.garrya.com/ja/destinations/kyoto
ご予約・ご相談はトヨタファイナンス トラベルデスクから。
トヨタファイナンス トラベルデスクでは、ほかにもゴールドカード会員さま限定のトヨタファイナンスおすすめ宿泊プランを多数ご用意しております。お客さまのご要望に合わせたプランのご相談も承りますので、下記のWEBフォームまたはお電話よりぜひお気軽にお問い合わせください。
旅行のご予約・ご相談はトヨタファイナンス トラベルデスクへ
WEBフォームはこちらから
24時間受付中
TEL:0800-700-8160 からも承ります
通話料無料 9時~17時
(日祝・年末年始除く)
洛中唯一の酒蔵
『佐々木酒造』で蔵見学を楽しむ
「聚楽第」「西陣」を生み出す蔵元で、酒造りの現場を目の当たりにする
日本酒が好きな人にはぜひ訪れてほしい場所が、二条城の裏手にあります。その名も『佐々木酒造』。洛中に現存する唯一の造り酒屋です。
酒蔵は、かつて豊臣秀吉の邸宅であった「聚楽第」跡地に位置しています。この辺りは良質で豊富な地下水に恵まれ、古くから酒や豆腐など水を使った産業が盛んでした。
佐々木酒造では千利休が茶の湯にも使ったといわれる「銀明水」と同じ水脈の地下水を汲み上げて仕込み水に使い、可能な限り京都産米を使用して酒造りをしています。主として使う酵母は、産業技術総合研究所、京都市産業技術研究所と共同で開発した吟醸酵母「京の琴」。フルーティーでまろやかな味わいに仕上がります。
代表的なお酒に、淡麗にして気品のある「聚楽第 純米吟醸」、和食によく合うすっきりと辛口の「西陣」、文豪・川端康成が“この酒の風味こそ京都の味”と作品名を揮毫した「古都」などがあります。
お酒好きにとって嬉しいのは、蔵見学ができること。1カ月に2〜3回程度開催されており、完全予約制でHP・メールから申し込みができます。
日本酒の製造現場を酒造りの説明とともに見学するツアーで、季節や気温、テーマに合わせて蔵人が試飲酒を選んでくれるので、その場で試飲が可能です。和らぎ水の用意もあるので、お酒に弱い人でも安心。普段はなかなか見られない酒造りを体感する、またとない機会です。
京都の思い出に、ぜひ予約をして訪れてみてはいかがでしょうか。
佐々木酒造
京都府京都市上京区北伊勢屋町727
TEL:075-841-8106
アクセス:地下鉄東西線二条城前駅から徒歩15分
※酒蔵併設のショップは営業時間10:00~17:00(日・祝日、お盆・年末年始は休み)
https://www.jurakudai.com
■蔵見学について
- 蔵見学・試飲・お土産付きで所要時間は約60分。参加費はお一人様5,000円(税込)で2人から受付。
- 前日までにメールにて予約をお願いします。件名に「Harmony 蔵見学希望」と入れ、saketour@jurakudai.comまでメールをお送りください。
- 英語訳イヤホンガイドの用意があります(ただし、通訳の方がいるほうがベター)。
- 見学時に配布するヘアキャップの着用をお願いします。
【注意】
- 納豆菌がこうじ菌やお酒に影響するため、前日より納豆は食べずにお越し下さい。
- 香水など香りの強いものは避けてください。
■試飲のみのご利用(有料/予約不要)
営業時間:月〜土曜 10:00〜17:00
試飲マシンに入っている全18種からお好きな銘柄を選ぶことができます。
①おちょこ+試飲2種(レジにて支払い・おちょこはプレゼント)
②グッズ引換券+試飲3種(500円玉専用ガチャにて支払い)
各500円