Latest wireless earphones極上のサウンドを堪能
識者が選ぶ最新ワイヤレスイヤホン

Lifestyle

没入感を高めるノイズキャンセリング機能や立体感のあるサウンドなど、最新のテクノロジーとともに進化をつづけるワイヤレスイヤホン。高機能なワイヤレスイヤホンは、趣味の時間だけでなく、日常生活やビジネスシーンまで、日々の暮らしをより豊かにしてくれるものです。ここでは、家電量販店の識者にワイヤレスイヤホンを選ぶ際のポイントと、今注目している最新モデルを教えていただきました。

ワイヤレスイヤホンの魅力と選び方

今回お話を聞いたのは、家電量販店「Joshin」の商品部 A&Vグループ マーチャンダイザー・木村讓さん。Joshinは、関西、東海、関東を中心に実店舗とECサイト「Joshin web」を展開するなど、家電やスマートフォンなどのモバイル商品、住まいをより快適にするリフォーム関連商品などの販売を行っています。

「Joshin」でのお買い物はこちらもお得です。
https://www.ts3pum.com/shop/5/

Joshin 日本橋店

木村さんは、パソコン周辺関連と携帯アクセサリーの担当を経て、現在音響商品を担当するイヤホンの識者です。

「スマートフォン、そして音楽や映像のサブスクリプションサービスの普及に伴って、イヤホンは生活必需品になりつつあります。近年の傾向は、需要に応じた機能の多様化、細分化です。高い没入感の中でいい音を聴くための高音質型、ファッションの一環として耳を覆って装着するオーバーヘッド型、コロナ禍以降に普及したオンライン会議用のヘッドセット型、ゲームに最適な低遅延型など、多彩なタイプが発売されています」

その中でも、主流はBluetoothを使用した左右が独立しているワイヤレスイヤホンだとか。選ぶ際のポイントで押さえておきたいのは次の3つです。

1.カナル型かオープンイヤー型か

カナル型は、耳の穴にシリコン製などのイヤーピースを押し込み、耳を塞いで装着するタイプ。一方、オープンイヤー型は、耳の上からひっかけ、ピアスのように耳を挟んで装着し、耳の穴を塞がずに音が楽しめるタイプのこと。

耳栓のように、周囲の音が遮られたカナル型。

「カナル型は、自分の耳の穴のサイズに合ったイヤーピースが選ぶことで、高い遮音効果を発揮し、音楽が聴き取りやすくなります。オープンイヤー型は、イヤホンと耳に隙間があるため、周囲の音もある程度取り入れたいスポーツやビジネスに最適です。鼓膜を経由せず、頭蓋骨への振動で音を伝えることで耳への負担を抑えた骨伝導イヤホンは後者にあたります」

2.音質

「音楽や映画の鑑賞をメインにされる方は、何より音質が重要です。ワイヤレスイヤホンは小型なので、従来のオーバーヘッド型に比べると、一般的に音質は劣るという先入観がありますが、ハイレゾ(※)に対応した最新モデルなど、ワイヤレスイヤホンの音質は進化しつづけています。その中でも低音に強いなど、メーカーやタイプによって特徴が異なるので、チェックしてみましょう」
※ハイレゾ…「ハイ レゾリューション」(高解像度)の略で、原音に近いきめ細やかな音を表現した音源のこと

3.シーンに適した機能

ワイヤレスイヤホンはリモートワークにも欠かせません。

「たとえば、街中や電車内といった騒音が気になる環境での使用や没入感を高めたい場合は、ノイズキャンセリング機能に特化したタイプがおすすめ。パソコンとスマートフォンなど異なる複数のデバイスに同時接続可能で、ビジネス使用に便利なマルチポイント機能など、シーンに適した機能を選びましょう」

つづいて、木村さんがおすすめする最新のワイヤレスイヤホンを紹介します。

プロが選ぶハイエンドなワイヤレスイヤホン5選

SONY/WF-100XM5

WF-100XM5 2台同時に接続できるマルチポイント機能も搭載。

「世界最高峰と称されるノイズキャンセリング機能を搭載した、SONYのフラッグシップモデル。片耳約5.9gと軽量な小型タイプで装着感もよく、さらにハイレゾ音質や優れた通話音質にも妥協はなし。SONYの技術力の高さが凝縮された最先端イヤホンです。没入感の高い立体的なサウンドを体感できるSONY独自の規格『360RA』や、音質や伝送の安定性など、体験品質が向上するBluetoothの新規格『LE Audio』などに対応しているのも魅力です」

●参考リンク
https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM5/

NOBLE AUDIO/FoKus Mystique

FoKus Mystiqueは耳の中にしっかり収まり、落ちにくい快適な装着感も魅力。

「Noble Audioは、世界でも珍しいオーディオロジスト(聴覚学者・聴覚専門医)によって設立された米国のイヤホンブランドです。こちらは、圧倒的高音質にこだわったFokusシリーズの中でも、全帯域の表現力を極限まで高め、より豊かな表現量を実現したワイヤレスイヤホン。とにかく至高のサウンドのみを求める方におすすめです。イヤホン本体は宇宙をモチーフにした宝飾品のようなフェイスプレートを採用。一つひとつの模様が変化するため1点1点異なる美しいデザインには、特別な高級感が漂っています」

●参考リンク
https://nobleaudio.jp/fokus-mystique/

Technics/EAH-AZ80

EAH-AZ80 スタイリッシュなデザインと圧迫感が少なく疲れにくいフィット感も魅力

「TechnicsはPanasonicのハイエンドオーディオブランド。このモデルは、60年近く培った音響技術と最新テクノロジーが融合したワイヤレスイヤホンです。数あるワイヤレスイヤホンの中でも、低域から高域まで澄み切ったクリアなサウンドが一番の特長。また、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、3台のマルチポイント接続対応は業界初です」

●参考リンク
https://jp.technics.com/products/tws/az80/

Victor/HA-FW1000T

騒がしい環境下でも音楽や快適な通話ができる最新のノイズキャンセリング技術を採用。

「Victorが独自で開発している“木の振動板”を採用したヘッドホンシリーズ『WOOD』です。楽器が奏でる音色に近づけるための木材を初めてワイヤレスイヤホンに搭載したモデルで、リアルウッドを使用することで美しく自然な音質が再現され、接続機器を選ばずハイレゾ相当の高音質が楽しめます。特に、アナログオーディオのような心地いい音質を好む方には最適です」

●参考リンク
https://www.victor.jp/headphones/lineup/ha-fw1000t/

SHOKZ/OPENFIT

OPENFIT 柔軟性の高いイヤーフックデザインは装着感も快適。

「SHOKZは、骨伝導イヤホンでオープンイヤーリスニング文化を日本で広めたメーカー。OPENFITは、革新的な音の伝達をもたらす独自の『DirectPitch™テクノロジー』を搭載することで、イヤホンを耳に入れなくても音を聴くことができ、音漏れも軽減しています。聴きたい音と周囲の音の両方がクリアに入ってくる設計なので、スポーツシーンにおすすめです」

●参考リンク
https://jp.shokz.com/products/openfit

クオリティ・オブ・ライフを向上させる最新のワイヤレスイヤホン。あなたの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

●参考リンク
Joshin web

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