Okinawa Trip Vol.01ゆっくり走り、味わう沖縄時間 Vol.01
~“ヨンナーしに行く”癒しの3泊4日ドライブ旅~

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撮影地/国営沖縄記念公園(海洋博公園)・エメラルドビーチ

ここ数年で那覇市内の街並みは大きく変わり、それ以外の街にも新たなお店やホテルが続々とオープンしています。もし、しばらくぶりの沖縄だったとしたら、その風景の違いに驚くかもしれません。

一方で、人気の場所から少し離れて、透明な海、静かな公園、小さな集落を巡ってみれば、昔から変わらない優しくのんびりとした沖縄の空気に包まれることでしょう。

そこで今回は、新旧の沖縄らしさを感じられる場所を、ゆっくりとドライブで巡る3泊4日旅の提案です。沖縄の方言でゆっくりを意味する、“ヨンナー”な時間を楽しんでみてください。

DAY1|沖縄の透明な景色を目指して、ゆっくりと島北部へ

今回の旅の目的は、「とにかくゆっくりと時間を味わう」こと。せかせかと家を出て滞在時間を確保するのではなく、ゆったりとしたスケジュールのなかで、沖縄らしい景色や体験を味わう旅がいいのです。

そんな沖縄旅の1日目は、飛行機移動での疲れを癒すためにも、思い切ってホテルへ移動のみに。とはいえ、沖縄らしいご褒美は押さえておきたいので、沖縄本島の西海岸から東シナ海に沈む夕陽を目指してドライブしましょう。

ここでぜひ見ておきたいのが、沖縄随一の夕陽の美しさで知られる、恩納村。沖縄本島の日没時間は、ゴールデンウィークの時期なら19:00頃。一年でもっとも昼間の時間が長い6月の夏至の頃で19:30頃です。

恩納村の海沿いを南北に続く国道58号線「おんなサンセット海道」は、名護市や本部半島までサンセットスポットが続いています。途中には公園や道の駅もあり、ナビを見ながら気の向いたところでクルマを停車。青く透明な海と空を一気に赤く染めながら沈む夕陽を見れば、たちまち気分も南国に染まっていくでしょう。

癒しのリゾートホテルで、美しい時間を過ごす

今回、旅前半の拠点に選んだホテルは「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」。西側を向いた海沿いの立地で、全室オーシャンビュー。部屋のテラスからは海に沈む夕日を眺められ、ゆったりと、そして美しい沖縄を満喫できます。

さらに癒しをプラスしたいなら、アウトドアバス付きのエグゼクティブルームを予約。その名の通り、テラスにあるバスルームは海を眺められ、夕景とジャグジーに浸りながら、極上のバスタイムを楽しみましょう。

土曜日泊なら花火も見られます

到着日、または宿泊日が土曜日であれば、日没後も楽しみがあります。20:30から75発の花火が、静かなビーチを彩ります。夏の繁忙期だけでなく、一年中、毎週のように花火を打ち上げるリゾートホテルは、ヒルトン沖縄瀬底リゾートだけ。この特別な時間は、きっと忘れられないものになるはずです。

ヒルトン沖縄瀬底リゾート

沖縄県国頭郡本部町瀬底5750

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DAY2|沖縄美ら海水族館は、午前中から観覧すると楽しさが増します

沖縄観光で一番の人気スポットであり、宿泊するヒルトン沖縄瀬底リゾートからクルマで約15分に位置する「沖縄美ら海水族館」。沖縄周辺の生態系が再現され、その海洋生物などを観察できる世界最大級の水族館です。全長8.8mのジンベエザメやナンヨウマンタの泳ぐ姿を一目見たいと、沖縄を訪れる人も多いでしょう。

ジンベエザメとナンヨウマンタが泳ぐのは、「黒潮の海」と呼ばれる大水槽。深さ10m、幅35m、奥行き27mもある世界最大級の大きな水槽は、本当に美しく豊かな海のなかにいるような雰囲気を味わえます。実際に目の当たりにすると、「わぁ!」と思わず感嘆するほど。9:30、15:00、17:00にはエサやりが行われ、なによりナンヨウマンタが後ろ向きに回転しながら大きく口を開けてエサを食べる姿は必見です(ナンヨウマンタが回転するエサやりを見られるのは9:30のみ)。

午前中にだけ見られるものは、ほかにもあるんです!

水族館に入って最初のエリアには、「サンゴの海」と「熱帯魚の海」水槽があります。屋根を設けず沖縄の陽光をそのまま取り入れた水槽は、自然と同じ光に揺らめくサンゴ礁の海が再現されています。「熱帯魚の海」水槽のエサやりは、13:00と15:30。しかし、クリアな水の中を泳ぐ熱帯魚を見たければ、エサやり前の午前中がおすすめなのだとか。

また、陽光の移り変わりによって変化する水槽内の様子を見るのもおすすめ。入館券は当日に限り再入館可能なので、水族館周辺を散策、または本部半島をドライブ後、夕方からもう一度館内をまわると、午前中とは違う発見に出合えるでしょう。ゆったりと過ごす沖縄旅ならではの楽しみ方です。

そして、午前中だけの特別な体験が、もうひとつ。8:30から11:00(最終入場10:45)までの間に楽しめる「黒潮探検(水上観覧コース)」です。バックヤード(大水槽の上部)へ入場し、大水槽で働く飼育員さんの姿を見学。魚たちがどのように飼育されているのかを見て、感じて、楽しめます。

取材時にはエサやりが行なわれており、水面に向かって口を開けて上がってくるジンベエザメの姿が。魚たちの体調によっては入場制限されることもあるので、何を見られるかは運次第。でもだからこそ、観覧できたときには、じっくりと見ておきたいです。

意外と知られていない、穴場エリアとは?

見どころいっぱいの沖縄美ら海水族館ですが、「美ら海シアター」はぜひ押さえましょう。人気のチンアナゴがいる個水槽エリア「サンゴ礁への旅」を直進したところにある、穴場スポットです。

エリア名に「シアター」とあり、実際に映画館のような座席やスクリーンがあるので、多くの人は「映像コーナーか」と素通りしてしまいがちなのですが……そこで見えるものは、なんと大水槽の裏側。ジンベエザメやナンヨウマンタの姿をゆったりと座りながら観察すれば、身体だけでなく、心も安まることは間違いありません。

国営沖縄記念公園(海洋博公園):沖縄美ら海水族館

沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
駐車場:無料、最寄りの北ゲート駐車場(P7立体駐車場)がおすすめです
https://churaumi.okinawa/

水族館の周辺にも、見るべきものがたくさん!

水族館を訪れた人の多くは、1時間ほど園内を観覧。お土産を買って、イルカショーを見て帰ることが多い様子。でもこの水族館は、海洋博公園内の施設。他にも魅力的なスポットがあるので、ぜひゆっくりと散策していきたいもの。

イルカを間近で観察、エサやりもできる「イルカラグーン(写真左)」ではイルカショーを開催。2024年春からは、観覧席や屋根を完備した「オキちゃん劇場」修繕工事終了後は、そちらでショーを開催予定。観覧に水族館の入館料は必要なく、これを目的に訪れる人も多いとのこと。隣接するウミガメ館(写真右)、マナティー館も無料で観察できるので、立ち寄ってみるとよいでしょう。

また、オキちゃん劇場の南側には、木製の海岸遊歩道があります。休憩所もあり、陽射しを避けて休みながら散策をするのにちょうどいい場所。この遊歩道も含めて、海洋博公園内には最長7.5kmのノルディックウォーキングコースが設けられ、ハイサイプラザ案内所にて無料でウォーキングポールを貸出しているので、水族館を訪れたついでに、身体を動かしてみるのもよいかもしれません。
https://oki-park.jp/sp/kaiyohaku/info/3217

春から夏は海水浴も

撮影地/国営沖縄記念公園(海洋博公園)・エメラルドビーチ

そして、水族館の北側には、「エメラルドビーチ」という白砂とエメラルドグリーンに輝く美しいビーチも。4月から10月は海水浴も可能。ビーチハウスではパラソルやチェアのレンタルがあり、シャワーの利用は無料(コインロッカーは100円)。遊泳期間中はスナック類を用意した売店もあるので、ビーチタイムを満喫できます。
https://oki-park.jp/kaiyohaku/inst/75

水族館の先で出合う、昔ながらの風景

沖縄美ら海水族館からクルマで2分。徒歩で1kmちょっとのところに、「備瀬のフクギ並木」があります。フクギという木は、葉の密度が高く、まっすぐに育つので、沖縄では古くから防風林として家を取り囲むように植えられてきたそうです。その並木の風情を今も変わらぬ景色として残していることで、備瀬の集落のフクギは知られるようになりました。

数千本と立ち並ぶフクギの樹齢は約300年。駐車場のある周辺は、お土産屋やカフェがあり賑やかですが、並木道に入ると一転して静寂。陽射しが抑えられ、涼しさを感じられる空間が続いていました。夏の暑さを忘れ、備瀬崎まで続く並木道を心地よく散策できるでしょう。

備瀬の入口付近にある、食堂でランチ

フクギ並木と同じく昔風情を感じられるのが、備瀬の入口付近にある「コッコ食堂」です。元々養鶏場を営んでいたオーナーが2003年に開業。現在は2代目の店主が出迎えてくれます。

ですが、店主ひとりで切り盛りされているので、お客さんが多いときには奥のキッチンで調理中のことも。その場合は、空いている席に座り、お客さん自らキッチンへ行き、注文を伝えに行くことになります。そして、注文から提供までも、それなりに待つことになります。そのゆったりとした時間の流れも、お店のたたずまい同様、島らしくて素敵なのです。

食事のメニューは2品。地鶏黄金そば(950円/写真左)は、鶏由来のコラーゲンを使ったスープ。沖縄そばのうえには、中厚焼きたまご、さらにほぐした鶏肉が小高くつまれ、鶏の深い味わいがお腹のなかにジンワリと広がります。

鶏飯(1,150円/写真右)は、琉球王朝時代の宮廷料理だそう。玉子焼きのほか、しいたけの醤油煮、エノキ、もやし、キャベツ、からし菜、青菜と野菜たっぷり。急須に入れられた鶏コラーゲンスープをかけて、お茶漬けのようにしていただきます。

ちなみに鶏コラーゲンスープは、コッコ食堂の特許製法によって抽出されたもの。ここでしか体験できない味わいです。

コッコ食堂

沖縄県国頭郡本部町 355
https://www.kokko-collagen.com/

お腹を満たしたら、ホテル前ビーチへ

ランチの後は、沖縄美ら海水族館周辺の散策、またはエメラルドビーチで海水浴も選択肢。でもヒルトン沖縄瀬底リゾートに宿泊するのであれば、ホテル前の美しいビーチで過ごすのがおすすめです。

ホテルのガーデンを抜けて、徒歩2分。県内屈指の透明度を誇る「瀬底ビーチ」は、全長800mの白い砂浜と美しいブルーのコントラストが幻想的です。夏季にはビーチラウンジも開設され、ホテル宿泊者が利用できます。海の向こうにたたずむ伊江島の個性的な形を愛でながら、沖縄の海を堪能しましょう。

また、ホテルには3月下旬から10月末まで利用できる屋外プールも備わっています。スペシャルシートの屋根付きカバナ(予約有料)も用意されているので、プールサイドでゆっくりリラックスした気分で過ごせ、お子様連れからも人気だそう。

1日の終わりに、マリンアクティビティをプラス

前日にも眺めた沖縄の夕陽は、特別なもの。その時間をさらに特別にしてくれるのが、沖縄ならではのアクティビティの体験です。

そこで紹介したいのが、夕陽のメッカ・恩納村にあるアウトドアツアーショップ「冒険島」。ダイビングやシュノーケル、シーカヤック、さらにヤンバルのトレッキングツアーを開催。
沖縄の自然を、いろいろな方法で体験させてくれます。もしお気に入りのツアーが見つかれば、リゾートライフや観光地巡りでは出合えない風景を体験できるでしょう。

そして夕陽を見るなら、サンセットSUPクルージングのツアーです。 SUP(スタンダップパドル)という安定感のある大きなボードに立ち、パドルで漕ぎ進むアクティビティです。ツアーではレクチャーをしっかりとしてくれるので、4歳~60歳くらいまでの幅広い年齢の方たちが参加しているそう。

ツアーの目的は、水平線に沈む夕陽を海の上に立って眺めること! 陸からのサンセットよりも、さらに特別な時間を過ごせます。ツアースタッフが美しい夕景とともに写真に収めてくれるサービスもついているので、自分たちはとことん楽しむだけでいいんです。

冒険島

沖縄県国頭郡恩納村前兼久149
https://www.bokenjima.jp/sup_tourlist/sunsetsup/

後半は、島南部のSTORYLINE瀬長島に拠点を移して旅を続けます。うるま陶器やガンガラーの滝といった名所の他、沖縄の魅力的なスポット情報をお届けします。

後半の「ゆっくり走り、味わう沖縄時間 Vol.02 ~旅の最後は空港を見渡せるリゾート瀬長島で~」記事はこちら

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