The Charm of Cruise Travel自由な旅ができるクルーズ船vol.3 新時代到来、もっと気軽にクルーズ旅へ!
「クルーズ元年」といわれる年から36年。いまや、クルーズ船の中でもっとも利用者が多いのが、カジュアルクラスと呼ばれる大型客船です。乗客定員2,000人以上もある船内にはさまざまな施設が充実し、洋上のテーマパークとも称されています。今回は、もっとも手軽に利用できると評判の、そのカジュアルクラスのクルーズ船とその旅を紹介しましょう。
憧れから、体験できる旅へ
日本の「クルーズ元年」は、1989年(平成元年)、バブル真っ只中でした。それまでのクルーズ旅はチャーター船が中心。例えば豪華客船の象徴クイーン・エリザベス号での世界一周のように、「いつか乗ってみたい憧れの旅」でした。
それがクルーズ元年以降、日本郵船が「飛鳥」、商船三井客船が「ふじ丸」や「にっぽん丸」を就航。憧れのクルーズ旅を、時代が求めるリッチな旅として、日本生まれのクルーズ船が具現化したのです。
とはいえ、そのクルーズ旅もまだまだ高価。時間の自由が利くシニア層が、利用者の中心でした。
転機となったのは2013年。世界3大クルーズ会社のひとつプリンセス・クルーズが、外国船として過去最大規模の日本発着クルーズをスタートさせました。
外国客船の日本発着クルーズの就航は、コストパフォーマンスに富んだ料金と海外へ行かなくても乗船できる船旅として、クルーズブームを牽引。そして多くの人が利用できる「より身近なクルーズ旅」へと変えたのです。
その人気は、クルーズ人口の推移にも表れています。国土交通省発表の「2019年の我が国のクルーズ等の動向」によれば、日本のクルーズ人口は2012年以降毎年20万人を超え、2019年には35.7万人と過去最多を記録しました。クルーズ旅の魅力はこちらで詳しく紹介しています。
自由な旅ができるクルーズ船vol.1 クルーズマスター・齋藤和宏さんに聞く、新時代クルーズ旅の魅力
自由な旅ができるクルーズ船vol.2 『こんな旅がしてみたかった!』自分に合ったクルーズ旅の見つけ方
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リーズナブルで、施設充実のカジュアルクラス
コロナ禍によって、一時期停滞を余儀なくされたクルーズ船ですが、現在ではピーク時に迫る勢いで利用者が戻ってきています。
世界のクルーズ客船は、3つのクラスに分けられます。乗車定員が少なく、ハイクラスのサービスを提供する「ラグジュアリークラス」。豪華さを味わえ、コストパフォーマンスにもすぐれた「プレミアムクラス」。そして船によっては乗船客定員5,000名以上の大型客船のカジュアルクラスのメガシップです。お子様からシニア層迄幅広い年代が楽しめるお財布に優しい「カジュアルクラス」です。
カジュアルクラスは「クルーズ船は高価」というイメージを覆す旅を提供。1泊1万円代からというリーズナブルさで、リッチな旅を気軽に楽しめるのです。
カジュアル×リーズナブルに楽しむのが今のクルーズ旅
前述のとおりクルーズ人口は増えていますが、それでも敷居の高さを感じる人が日本では多くいます。でも、カジュアルクラスのクルーズ船は、リゾートホテルに宿泊するのと同様に、クルーズ船内でリラックスした時間を過ごせることに注力しています。
例えば、敷居の高さを感じさせる理由のひとつでもある船内でのドレスコードについて、カジュアルクラスやプレミアムクラスでは乗船中に1回程のフォーマルナイトが設定されますが、タキシードは不要です。男性であればスーツにネクタイとポケットチーフの装いで充分です。日中はカジュアルウエアでリラックスして過ごせます。もちろん、おしゃれを楽しむ時間もクルーズ旅の過ごし方のひとつなので、「お洒落は自分流」で楽しめます。
リッチな雰囲気のクルーズ旅を、よりカジュアルに、リーズナブルに楽しむのが、現在のクルーズ旅の主流です。特にクルーズ旅の本場である欧米では、カジュアルクラスの気軽さが評判で、クルーズ人口の8割以上が利用しているといいます。
日本発着のカジュアルクラスなら「MSCベリッシマ」
日本発着のカジュアルクラスのクルーズ船の代表といえるのが、イタリアのクルーズラインMSCクルーズの「MSC ベリッシマ」です。
本国でも幅広い年代から人気を集めているクルーズ会社の客船で、2019年に新造。イタリアを代表する映画女優ソフィア・ローレンさんが命名しました。イタリア語で「もっとも美しい」という意味の名にふさわしい船体と船内の意匠、日本発着のクルーズ船として史上最大17万トン級、全長315m、乗客定員5,655人を誇る次世代大型客船として評判です。
カジュアルな雰囲気で楽しめる船内ですが、リッチな時間の演出も充実しています。エンターテイメントの中心となるシアターでは、毎夜ショーを開催。世界トップレベルのオリジナル・ショーは、毎回満席になる人気です。
お子さまと一緒の旅でよろこばれているのが、3種類のウォータースライダー、海上80メートルの高さに設置されたヒマラヤンブリッジ、大きなディスプレイのあるアトモスフィアプール、屋内プールです。
こうした大人もお子さまも楽しめるプール施設の豊富さは、カジュアルクラスのクルーズ船ならでは。海上の広々とした景色を眺めながらの爽快なひとときは、家族全員の思い出になるでしょう!
イタリアのクルーズ船ならではの、料理の多様さも評判です。船内には12のレストランや20のカフェ&バーを用意しています。日本発着クルーズ船なので朝食には和食もあり、追加料金が必要ですが、新鮮な素材をいただける寿司や海鮮鉄板焼きのレストランもあります。
そして気になる客室は、コスパ重視の部屋からバルコニー付きの部屋、さらに専用ジャグジーバスを備えたスイートルームなど、目的に応じた部屋が用意されています。
施設充実のクルーズ船内を心ゆくまで楽しみたい方は、部屋は寝るだけに利用するのでコスパ重視の部屋をチョイス。船内を満喫するだけでなく、プライベートの時間を大切にしたい方は、海を眺められるバルコニー付きの部屋を選んでいるようです。
ワンランク上の時間を過ごしたいなら
さらに「MSCベリッシマ」の船内には、「船の中にある特別なエリア」というコンセプトの「MSCヨットクラブ」というカテゴリーの部屋も用意されています。エリア専用の客室と豪華な専用設備、特別なサービスを提供。カジュアルクラスの大型船の充実した施設を利用しつつ、ラグジュアリークラスの客船のように落ち着いた空間とワンランク上のおもてなしを提供するキャビンカテゴリーです。
カジュアル、プレミアム、ラグジュアリーとそれぞれに分かれているクルーズ船のよさを、一度に体験することができるでしょう。
一週間程度のショートクルーズが充実
クルーズ旅の醍醐味を味わえる「MSCベリッシマ」は、クルーズ・オブ・ザ・イヤー 2023 グランプリ (国土交通大臣賞)も受賞していて、その行き届いたサービスのクオリティは折り紙付きです。
2025年1月は沖縄・那覇発着、3月~10月は東京・横浜発着で日本各地、上海、台湾、韓国を巡る豪華なクルーズを予定しています。いずれも1週間前後のショートクルーズが中心なので、長期の休みを取れない忙しい方も、リッチな旅を体験できます。
詳細は、下記トヨタファイナンス トラベルデスクまでお問い合わせください。そしてぜひ、気軽で手軽なクルーズ旅で、最高の洋上風景、時間を過ごしてみてください。
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トヨタファイナンス トラベルデスクでは、クルーズに精通したスタッフがゴールドカード会員さまにおすすめのクルーズ旅をご提案しております。事前予約の必要はなく、旅のご予約・ご相談を承っているほか、WEBでのお問い合わせも受付中です。
コストパフォーマンスのよいツアーが多いとはいえ、充実したクルーズ旅を楽しむためには、よりよい情報を得ることが大切です。もし、クルーズ旅をしたことがない、あまり経験したことがないという方は、誰と、いつ頃、何日開催で、どれくらいのご予算でクルーズ旅をしたいのかを相談してみることをおすすめします。ぜひ、Harmonyで見つけたクルーズ旅で、ゆったりと上質な時間を過ごしてください。下記のWEBフォームまたはお電話よりぜひお気軽にお問い合わせください。
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また、「Harmony Autumn 2024」でもクルーズ特集を掲載しています。下記のE-bookからご覧ください。
「Harmony Autumn 2024」 クルーズの旅へ