Spring hot spring trip Vol.01桜・絶景・グルメ!春の名湯を巡る旅へ
Vol.01~春を愛でる厳選宿の宿泊プラン~

Travel

長い冬を耐え抜いて、待ちに待った春がやってきました。今年こそは遠出したい、存分にドライブしたいという方も多いのでは。ほんの少し寒さの残る今、訪れたいのは極上の温泉宿。あるいは、桜の名所で散策を楽しんでもいいかもしれません。今回は編集部が厳選した、全国に名高い宿をご紹介します。疲れを癒す名湯、至福感あふれるグルメ、贅沢な客室、ここでしか味わえないアフタヌーンティー……。あなたが春に行きたいのはどれ?

美しい桜に誘われて……
絶景と美食を楽しめる極上の宿へ

重いコートを脱ぎ、足取りも軽やかにおでかけできる季節がやってきました。春のドライブで巡りたいのは、日本各地にある名湯と温泉宿。今回は、Harmony編集部が厳選した、評判の高い温泉地と温泉宿を紹介します。疲れが溶け出すようなお湯に、身体が喜ぶような絶品グルメ……。日々の慌ただしさを忘れ、身も心もくつろげる時間を楽しんでみませんか。

【東北圏内エリア】

■酸ヶ湯(すかゆ)温泉
青森市の南部、八甲田山系の山中に位置する温泉。その名のとおり酸性の硫黄泉で、源泉の温度は52.3℃。アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・慢性湿疹・表皮化膿症に良いとされています。山深い高地ならではの豊かな自然に囲まれており、のどかな春の風景を楽しめます。なお、冬は日本有数の豪雪地帯として知られています。

<ここに泊まりたい>
八甲田ホテルhttps://www.hakkodahotel.co.jp
標高約900m、静寂な森の中にたたずむログ造りの木造建築リゾートホテル。十和田八幡平国立公園内に位置し、力強い自然を存分に味わえます。温かみがありながらスタイリッシュな空間で、冬は暖かく、夏はひんやりとした心地よさがあるのが特徴です。

温泉はヒバが香る自家源泉掛け流し。近くの酸ヶ湯とは泉質が異なり、無色透明で酸性のお湯です。間近に迫るブナ林の雄大な景色に目を奪われるはず。サウナと水風呂があり、水風呂は八甲田の伏流水を使用しています。

お食事は、和食解析またはフレンチフルコースから選べます。青森の旬の素材を活かした繊細な料理を堪能できます。

▼春のおすすめプラン
お料理アップグレードコース~料理長厳選の食材を贅沢に堪能する至極ディナー 和食会席 or フレンチ~

■遠刈田(とおがった)温泉
江戸時代から、蔵王連峰・刈田岳(かつただけ)にある蔵王権現への講中登山の宿場町、あるいは湯治場として親しまれてきた温泉。ナトリウム、カルシウム、硫酸塩、塩化物泉で、柔らかい湯質は神経痛やリウマチ、婦人病などによいとされています。湯色は茶褐色で、冬でも湯冷めしにくいのが特徴です。

<ここに泊まりたい>
竹泉荘http://www.mtzaoresort.com
蔵王山麓に位置する瀟洒な宿。2万坪という広大な敷地に広がる自然と、遠く聞こえる清流のせせらぎが心を癒してくれます。日本が誇る職人の技術が冴えわたる天然の素材を使用し、洗練されたデザインを施した館内は、モダンジャパニーズがコンセプト。なお、宿泊は小学生以上です。

男湯の檜造りの内湯で温まったあとは、露天風呂に併設されたウッドデッキでひと休み。女湯の露天風呂は木立に囲まれた造りで、まるで自然の中に溶け込むようなひとときを堪能できます。無色透明な湯はとろりとした肌触りで、いつまでも温もりが続きます。

お料理は、宮城県内最上級ランクの仙台牛をはじめ、県内から取り寄せた素材をふんだんに使った極上の会席です。

▼春のおすすめプラン
 【記念日プラン】蔵王一刀彫「happybear」がお出迎え バラのフラワーアレンジメント+ロゼシャンパン+ホールケーキ≪全10品の月替わり懐石≫

【関東圏内エリア】

■修善寺温泉
開湯から1200年あまりと、長く人々に親しまれている伊豆市の修善寺温泉。「伊豆の小京都」と称されているとおり、川沿いに温泉宿や料亭が立ち並び、歴史ある建物が風情ある街並みを生み出しています。泉質はアルカリ性単純温泉で、柔らかくクセのない優しい肌あたりが特徴。キャンプやゴルフなどのアクティビティも楽しめます。

<ここに泊まりたい>
宙 SORA 渡月荘金龍https://www.kinryu.net
修善寺温泉の中ほど、15,000坪の山間に位置する温泉宿。静寂な空気に包まれ、夜は満天の星空、朝は野鳥のさえずりと、自然に抱かれたような感覚を味わえます。

修善寺を正面に、温泉街が一望できる露天風呂では、お寺の鐘の音も聴こえ、情趣あふれるひととき。山間に沈む修善寺と夕陽が望める「夕焼けの露天風呂」と、辻村久信氏デザインの「光の露天風呂」は印象的なライティングで、幻想的な雰囲気は類を見ません。無色無臭の湯で身体の芯から温まり、日々の疲れが癒やされます。

お食事は、旬の素材と静岡の食材を使った、贅を尽くした月替りの会席料理。季節を閉じ込めた、目にも鮮やかな料理を楽しめます。

▼春のおすすめプラン
【静岡うまいもんめぐり】貸切&レイト特典付☆GU5階☆お料理もお部屋もグレードUP

【関西圏内エリア】

■高瀬川散策コース
京都・高瀬川は、中心部の四条河原町からすぐの場所に、鴨川に沿うように流れています。周囲には有名な史跡が多く、龍馬通と名付けられたところには「坂本龍馬寓居跡」や、三条通には、かの有名な「池田屋騒動跡」も。高瀬川周辺に温泉はありませんが、隠れた桜の名所としても知られており、春のライトアップの季節には賑わいます。オープンテラスのカフェバーなどで、しっとりと夜を過ごすのもおすすめ。

<ここに泊まりたい>
THE GATE HOTEL 京都高瀬川 BY HULIChttps://www.gate-hotel.jp/kyoto/
地域の人々に、文化の発信地として利用されてきた元立誠小学校。大正時代からの建築様式を守りながら、欧米の文化も融合した校舎をリノベーションしたホテルです。小学校の面影や歴史に新しい生命を吹き込み、現代とクラシックが絶妙に融合します。

大正当時の意匠を受け継いだゲストルームはぜひとも宿泊してみたいもの。桜の季節には、ちらし寿司のお重をオーダーして好みの場所で食べられたり、お花見タクシーのサービスがあったりと、至れり尽くせり。お重はもちろん部屋でも食べられるので、小さな子どもがいるファミリーでも、周りに気兼ねせず食べられます。生ハムやポテトサラダ、唐揚げや真鯛の塩焼きなど、シャンパンやロゼに合う魅力的なラインナップです。

▼春のおすすめプラン
うららかな春旅 春爛漫ボックス付き宿泊プラン(朝食あり)

<ここに泊まりたい>
フォションホテル京都https://hotelfauchonkyoto.com
130年以上前にパリで創業した美食のトップブランド『フォション』が手がけるホテル。パリのフォションの世界観に京都の伝統が重なり合う、洗練されたカルチャーを体感できます。まばゆい大理石の大階段、フォションのブランドカラーで彩られたレセプションと、その空間はまさに唯一無二。なお客室のフォションピンクのソファは、京都・西陣織の老舗『細尾』が手がけています。

特筆すべきはやはりアフタヌーンティー。フォションホテル京都のティーサロン『サロン ド テ フォション』では、お好みの種類のフォションの紅茶を好きなだけ楽しめます。

写真はイメージです。

3・4月は、「いちご、ピンク、桜」をテーマに、ホテルのペストリーチームによる厳選素材を使用したスイーツとセイボリーが織りなすハーモニーに酔いしれてみては。

▼春のおすすめプラン
人力車周遊付き宿泊プラン。今後はホテル謹製ピクニックボックス付きも選択可能に(2/1~3/24、4/10~4/28、5/8~6/30)
※詳細は施設までお問い合わせください。

身体の中からキレイになる!
マクロビ×温泉

温泉を堪能するのはもちろん、美と健康で心も体もきれいになってみませんか? 今人気のマクロビオテックとは、玄米食を中心に無農薬・自然農法の野菜を取り入れた食事法。健康長寿を目的としていて、少量であれば動物性の食品も食べます。食材の栄養素をすべて取るべく、食材を未精製のまま皮ごと食べるのがいいとされています。温泉宿とマクロビを取り入れた人気の宿も今シーズンは注目の的。こちらもぜひ、ご参考ください。

<ここに泊まりたい>
扉温泉 明神館https://www.tobira-group.com/myojinkan/
長野県・松本駅から車で40分、高原の大自然の中にある『扉温泉 明神館』。ナチュレフレンチ『菜』では、「身士不二」の精神に基づくマクロビオテックを提供します。食事の後は肌がすべすべになるアルカリ単純泉の温泉へ。身体の内側からも、外側からも美にアプローチします。


美しい桜の季節に、絶景と美食を楽しめる極上の宿を訪れてみませんか。

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