Harmony 2017年1/2月号
バラエティ自動車ジャーナリスト 小沢コージの

86 ここがポイント!

「わくわくするスポーツカーとは何か」をテーマに、4年ぶりのマイナーチェンジを果たした「86」。空力性能を向上させたデザインとその“走り”は、前モデルとどう違うのか?

「少年ジャンプ」が「ヤングジャンプ」になった!

本文を読む

基本フォルムは変わっておりません。

が、エクステリア、インテリアから走りまで、見事に全域で上質かつ大人っぽくなっております、マイナーチェンジ後の「86」。

まずビックリなのは外観で、てっきりカッコよさを引き出すためのチェンジだと思ったら多田チーフエンジニア曰く「ほとんどボデーの空力のため」とか。しかもハンドリングに大きく貢献しているそうな。

変わったのはおもに前後のバンパー回り。フロントはノーズが低くなり、バンパー開口部が横長かつ波を打つシェイプになり、リアは平べったいスポイラーに変わったのと、バンパー下にF1マシンみたいなディフューザーが付きました。

それから、ボデー骨格。これですよ。サスペンションの取り付け部や剛性アップに効くポイントを要所要所、溶接点を増やしたり、鉄板の板厚向上などで強化。さらにMT車はオプションでドイツのザックス製ダンパーを使ったりした結果、乗り心地から向上してます。全体の振動など音から安っぽさが減って、上質感がしっかり増してます。何よりも素敵なのはステアリングフィールで、一体何を変えたらこんなに変わるの? ってくらい手応えビンビン。タイヤがビシッと路面を掴んでいるのがわかります。ついでにインテリアもバックスキン風素材を使ったりして、これが効いてる。

少々、我々にはガキっぽすぎた「少年ジャンプ」が「ヤングジャンプ」に成長した感じ。ほどよく上質化してますな。

86の詳しい情報・お問い合わせは、toyota.jp へ。

動画試乗レポート:バックナンバー

「エスティマ」ここがポイント!

「オーリス」ここがポイント!

「ウィングレット」ここがポイント!

「プリウス」ここがポイント!

おざわ こーじ◎バラエティ自動車ジャーナリスト。
1966年神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、某自動車メーカーに就職するも半年後に退職。「NAVI」編集部を経て、フリーに。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。著書に『ドライブ上達読本』『クルマ界のすごい12人』など多数。